昨日は14時からの法事でした。施主が「午前は研修会がある」とのことでした。
それは近々当地相良にオープンする大型店舗の従業員募集に応じたそうで、昨日は午前中にその研修会があったとのこと。
法要終了後「何の講習会?」と単純に私が質問したことからその他色々の話となりました。
時給は960円でこの地区では最も条件がいいとのこと。
他府県ナンバーの車が大挙してその駐車場に停まっていましたが、他県資本だから「お店には行かないだろう」と憎まれ口を叩く私がいました。
その店が、おおいに流行れば地元の小売業をぶっ壊すことになりますからね。
「主婦は安いもの大好きだから・・・」のお言葉は響きましたが。
淘汰の時代が始まるようです。
オープン時の付近大渋滞に巻き込まれるのは御免ですね。
法話は親鸞さんの「御臨末御書」の通り、「仏は常に(貴方・私を)見ているよ」でした。
盂蘭盆会の法要でしたから「逆さ吊り」(ウラバンナー)と目連のお話をして、しかしながらその壮大なるスペクタクル救出劇(地獄からの脱出)のお話は中国産の偽経からであって真宗の仏は実は「地獄なんかに堕ちない・・・」という流れです。
よって「ご先祖様が地獄で苦しんでいる!!」を常套句にする統一教会とやらの霊感商法の類とは「違うんです!!」。
今、いろいろお騒がせの躰。
おかげさまで法話に説得力が付きました。
ただ母(目連の母)が我が子可愛さをもって自分本位に生きることが正論ではなく、なにより「他者への思いやり」と「おかげさまの心」が肝心というところが仏教的示唆ではあるとは付け加えておきました・・・。
他を誹謗中傷することは「よくない」ことは承知していますが黙っているのはイケません。
あの不気味な団体のやりたい放題の現状が浮き彫りになってきましたしドツボにハマる人を本当にたすけたい気持ちでいっぱい。
声を大にしてその深き欺瞞に満ちた教え・・・よ~く考えればチンケなタダのインチキ詐欺商法ですが・・・について「気づけ・・・」と指摘していかなくてはならないのです。
何故にしてあの胡散臭さプンプンの韓国のご夫婦にのっかってしまうのだろう・・・それはただ「人の弱さの一遍につけこめ」なのでしょうね。人の心は弱い・・・
昨日記した通り当流の正解は「如来にすべて まかせておけ」です。
さて、冬場の日本海側のドカ雪に対して太平洋側は大したことないといったことと同様この夏「これまで経験したことの無いような」の警告で耳に馴染んでしまった日本海側の集中豪雨。
越前大野の水浸し、国道8号線の土砂崩れ、近江長浜高時川などの氾濫の状況がテレビ画面から報じられていました。
「高時川」と聞いてここは一つ久しぶりに近江・・・ということでその地について記したくなりました。
拙ブログの近江方面は御無沙汰です。
高時川といえば歴史的に「水諍」があった地として承知していますが「水が溢れる」ことそして治水が行き届いている「今起こることなのか・・・」と驚かされました。
高時川の別名は妹川。近くの姉川に対しての呼称です。
そしてその高時川の名で思うのは管理者、井口弾正です(佐々木南北諸士帳 井之口)。
彼の屋敷跡が富永小学校になります。
いわゆる井口城(場所はこちら)ですね。
④の掲示板を参照。
高時川流域となる現長浜市の高月町井口ですが浅井家家臣、浅井長政の母(久政の妻)である阿古の父井口弾正経元が治めた地です。
阿古の孫、お江が徳川秀忠に嫁ぎ天皇家とも血筋が繋がっていることから地元ではちょっとした英雄家ですね。
それに反して阿古が信長に惨殺されたことから「信長忌み嫌うべし」の歴史は推察されるわけで。
またこちらには「雨森芳洲」の像があって偉人としてこちらの子供達の崇敬を集めていることがわかります。二宮尊徳より雨森芳洲というところでしょう。
⑤の看板「芳洲先生が見てなさる」からも地区全体の雨森芳洲追慕の念が伝わってきます。
しかし「雨森」・・・雨盛を連想してしまいます。
高時川周辺には堰を作ってその配分された水路が巡っていますがその堰が切れたり超えたりしたのでしょうね。
尚「井口」(いのぐち)の名こそ、その「堰」を思います。
画像は数年前のもの。
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