岡崎城域の浄瑠璃姫宝篋印塔 市川團蔵の碑

連日の夜間降雨のため伐採作業はナシでした。

とはいえ、ここ1週間はまったく境内作業は進捗していません。

 

朝方は寒さを感じましたが晴天は気温の上昇となって軽トラの荷台の上で庫裏の障子を1枚貼り直しました。

ネコどもにヤラれてずっと放置していたものですが、今回キレイにしたからにはその部屋はネコ立ち入り禁止にすることになります。

障子貼りは結構に面倒でイラつく仕事。

それを障子に駆け上がってバリバリに破かれでもしたらこっちの方の血管が切れかねません。

 

夕刻「なにそれ~」と大きな声が庫裏の中に響き渡りました。

当地牧之原市の昨日の新規コロナ感染者が「28人」と。

ニュースでそれを知った奥方が別の部屋に居た私の耳に聞こえんばかりに声をあげたのでした。

 

どうスゴイかといえば、この10日間の新規感染者の推移を羅列すれば3/15日の6名から12-13-12-11-10-4-3そして3/23の1名と直近の減少傾向が見えていたからですね。突出したということです。

やはり先般連休前の国による規制開放の緩み宣言から地方への人の流れが増えてのことだったのでしょうかね。

ちなみにここのところ20人などいう数字は見たこともありませんでした。

 

また私が思う「なにそれ~」は(と言ってもテレビから報じられるニュースといえばその手のものばかりですが・・・)日興証券の副社長さまが逮捕されたとのニュース。

おそらく逮捕直前だと思いますがマスコミのインタビューがあって「広報を通して・・・」などとそそくさとその場を後にしていたシーン。

鼻で笑ってしまいました。

「おいおい、弁護士のまちがいじゃないの?」です。

 

今迄あの会社の役員クラスの連中が逮捕されていましたが、副社長さんが挙げられるということは、いわゆる会社ぐるみの悪どさを推測。誰が見てもそう思いますよ。

そうなるとその「広報」という部署もそうですがその会社本体からその副社長さんが訴えられるお立場であるやと。

その行方によっては会社価値を著しく既存させたということで株主代表訴訟になるかも・・・ということ御理解されていなかったのかしらね。

 

そのお調子にのったことを吐く立場にないということから苦笑に繋がったのでしたが、管理者としては「ズルいことをやったらそうなる」を見せつけなくてはなりませんのでまぁそれは「THE END」。

世間様からは高給取りのお偉い方がそうなるのですから「ざまぁ見やがれ」の声が聞こえてきましょうが致し方ないでしょうね。金融系の金儲け、脱法インチキ行為には庶民は敏感です。

 

退職金もナシ、地位も名誉もナシ、刑事被告人そして民事で損害賠償の被告人となったとしたら・・・。

ある意味「人生の浮沈」というものを考えると他人事ながら面白いドラマがあります。

まぁどちらでもその手のこと(相場操縦)は大概行っていることとは思いますが、当局の「見せしめ」でしょう。

 

しかしバレちゃったら責任を取らなくてはね。悪あがきはみっともない。これ当然ですね。家族もいるでしょうし。

今後興味深く見ていきたい事件になりました。

いい弁護士お探しください。その方の広報とやらも会社全体は既にトカゲの尻尾の如くに考えている筈です。会社を守るために。どう首を差し出すか・・・

 

さて、昨日の岡崎城近くの今一つの浄瑠璃姫に関わる遺物を。

そもそも浄瑠璃姫関連の遺物は岡崎城が築かれる以前にその地にあって築城により移転したという歴史があったのですが昨日の薬師堂がそれでした。

 

岡崎城の本丸を堀で隔てた場所の名が持仏堂曲輪。

その名からしてその薬師堂がそちらにあったことが推測されますが、やはりその周辺からは如何にも古式豊な装いの宝篋印塔が出土しています。「伝浄瑠璃姫の墓」ですね。

惜しいかな相輪部分は欠落して後補となっていますが、他の部分はどちらも絶妙な形態を誇っています。

移築場所が国道間際の喧騒の中というのは墓域として不似合いで尚、通行する人たちには気づかれにくいでしょう。

人の通行もしずらい場所ながら新鮮な生花が添えられていました(場所はこちら)。

 

①②は昭和18年に建てられた市川團蔵の墓碑。