各家には地方の方言とはちがってその家にのみ通用している言葉があるものですが、おそらく他者がそれを聞いても意味不明では・・・と思うような語句がいくつかあります。
それが当家では使用頻度の高い「ひんじくる」です。
意味としては物だと「ぶっ壊れてる、イカれている」で時に人にも使います。
子供が嫌々をしたときにも「ひんじくれてる」、その状態を「ひんじくり」などと使っていました。
「つねる」ことを静岡では「つみきる」と言ったりしますが私はその語にも似た方言のようにも感じますが、コレはとくに静岡人ではなかった母も使っていましたので静岡特有ではなく自家方言だと思います。まぁその辺りはよくわかりません。
これはおそらく「ヒンジ 狂う」ということから来ていると考えるのですが「ヒンジ」という語にピンと来た人もいらっしゃるでしょうがその意を知らないとチンプンカンプンでしょうね。
年配の方なら大抵は知っている語で日本語で言えば「蝶番」です。ところがその「年配」をあたかも限定するというのも大間違い。
「ヒンジ」は英語だからです。
よって当家で使われているその意を英語で記せば「Unhinged」
その意味もやはり「ぶっ壊れた」になります。
またその語Unhingedをタイトルにしたラッセル・クロウ主演の映画もありました。
時として人間は「ぶっ壊れて」突拍子もないことをしでかす・・・こと、今風の「煽り運転」、スピルバーグの「激突」をも彷彿とさせる映画です。
それを思ったのが昨日のプーチンのウクライナ侵攻です。
ロシア国民以外の人からはその「Unhinged」以外の言葉は思い
浮かばないのでは・・・
壊れた蝶番は交換してもらえればいいのですが・・・
この戦争にアメリカが出てきたら・・・に核戦争をも示唆するかの如くプーチンの言葉がありましたが世界はそれをどう収めていけるのでしょう。
世界の蝶番が「Unhinged」になるという危機。
歴史の観点から見ればそういった状態に現れる救世主とは「身内から」なのですが。彼は神にでもなったのか・・・ただの老害か・・・明智光秀の登場を待ちたい・・・
危機と言えば第6波は「感染者が減ってます」とはいいながらそれは全体図であって60代以上は増えているといいますね。
高齢者がバタバタ重症化して亡くなっています(昨日は206人)。
一昨日、医療従事者である「女墓場」と話しましたが、東京では家庭内マスク装着は当たり前だとのこと。
子供との同居の家庭のことでしょうが、常に家族から感染するということを念頭に消毒ケアも怠れないと。
子供が学校、幼稚園からそれを引っ張ってきて家庭内の親たちに感染させるケースがまたぞろですからね。
一時、菊川で突出した感染者は殆どそれだといいます。
さて、拙サイトの左側ナビゲーター「がつお氏の検索」(寛政譜ほか)にありますよう以前より便利グッズを提示させていただいていますが、またこのほど面白いサイトを紹介いただきました。
国会図書館の「次世代デジタルライブラリー」の試験サイトとのことですがハッキリ言ってコレにハマれば「私の蝶番」がぶっ壊れるが如く時間が経つのを忘れるかも知れません。
国会図書館デジタルコレクションにある画像、文字列(著作権の
保護期間が満了した図書資料・古典籍資料全部-約33万6千点-)をAIを使って検索できるようにした優れものです。
次世代デジタルライブラリー
何しろいじくりまわしてとりあえず、あまり有名ではない歴史上の人物を入力してみてください。
有名人でしたらヒット数膨大になります。
「成瀬藤蔵」を検索したところですがコマ数とその箇所を教えてくれます。
④は日本外史 : 22巻 十九「三方ヶ原」ですが、成瀬藤蔵の次に本多忠真・・・
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