本多忠勝の叔父 忠真の欠城址は東公園? 観月橋

今一番、国民にワクチン接種が進んでいる国といえばイスラエルだといいます。

アメリカの製薬会社の協力国として連携しデータを提供していますので当然にワクチンも確保しやすいというところ。

ワクチンの「6か月使用期限」を提唱している国でそういった思考はその国の医学界からのものもあるでしょうが、我が国も採用している二大ワクチンメーカーとも近い関係上、メーカーからの何らかの「示唆」もあったということが考えられます。

年明けから4回目の接種が進められているとのこと。

 

よって日本はイスラエルの様子を見ておくことが必要なのですが、まずその「6か月」という重要な期限について無視していました。5月までに配って8月までに3回目を完了するなどの話はワクチンを早く打つという感覚からは相当のズレがありました(昨日)。

しかしイスラエルはワクチンを打ちまくるのと同時に国境をフルにオープン(少々の決まり事はありますが)したために感染者も死者も増えているようです。

イスラエルが日本の如くにガッチリと入国制限をしていたら一体どうなっていたか・・・正解はわかりません。

そういった大先生が前を行っているのですが、同じように緩和という方向に傾斜してきました。

 

気休め抗原検査のザルにより変異株の入国を容認、この分ではお寺のバス遠足は4度目?の順延を考えなくてはいけません。

その前に来月の世話人会の開催・・・無理かも。

 

さて、拙ブログの10年前と一昔となりますが、岡崎市内の築山御前の墓を2か所記しています。その1つに八柱神社がありました。

そちらの住所地が岡崎市欠町(かけまち)。

かつて欠城があったといわれる地です。

いつもの城郭大系の「その他の城郭一覧」を眺めると

「260 欠城 本多肥後守忠真在城 忠真は三方ヶ原合戦で討ち死に」とあります。

 

織田信広が守る安祥城を攻めた際、忠真の兄の本多忠高が討ち死

にしその幼い息子、後の忠勝を引き取って養育したというのがこの欠城。

先日記した登屋ケ根城で忠勝の首取りの件を記しましたがその補佐役として付いたのがその忠真ですね。要は育ての親。

 

城郭があった場所と言えば、今の岡崎東公園(こちら)が推測されていますが、広大な市民公園、動物園として開削されていて、また幹線道路と東名高速の建設によってその遺構を窺うことはもはやできません。

公園には本多家末裔の屋敷が移設されていますが、こちらの公園周辺のどのあたりに本曲輪があったのか、まったくわかりません。全体的に起伏もあって城址といわれれば城址にも。

 

③④⑤は公園内の池に掛かる観月橋。