日本とはくらべものにならないほどの半端ないスケールの感染者数をブチあげるアメリカですが、昨日あたりは6日連続の感染者の減少とのこと。
ということで「もしかしてピークアウト」の楽観論が出ているようです。
果たして日本のピークがどのあたりにあるのか知りえませんが、とことん感染者数が増えれば仕舞には消えてなくなる・・・などと思いたくなりますね。
ということはここは我慢のしどころ、そのウィルスに何とか関わらずに過ごしていきたいと願いたいところ。
まぁ、蓮如さんの言う通り(疫癘の御文)、罹っちゃったらそれはそれで「おまかせ」ですので仕方なくまた受け入れますがね。
昨日は檀家さんの自宅にてお勤めタイムがありましたが寺を出る間際に奥方から「不織布マスク(違うメーカーの)二枚重ねでGo!!」などと言われてその通りにお内仏前に。
久しぶり、気まぐれながら対策らしい対策でした。
これまで不織布マスクと綿マスクとの取り合わせはありましたが、この不織布×2はキツイものがあります。
発声がしにくいことは勿論、吸気の方はかなり苦しいですね。
呼吸困難になるかも・・・
それに発声が共振しておかしなこと甚だし。
「不織布×2」は常時声出しに適しているワケはありませんね。
さて、昨日記した「押坂のねこやなぎ」の歌碑。
この「押坂」の件、その地は現在は「忍阪」に変遷していますが、一昔前は「意佐加」「恩坂」「押坂」「忍坂」そして「忍阪」だとのこと。
「忍阪」と「大室-おおむろ」は地名としてありますが、伝承として「神武天皇が南紀熊野を経て大和に進攻のとき、宇陀から峠を越えてこの地にいた土蜘蛛八十建(やそたける)を征伐した『忍坂大室屋』の地」であると。
東京国立博物館の人物画像鏡(和歌山県橋本市隅田八幡宮所有)の「意柴沙加宮」(おしさかのみや)との件。
「26代継体天皇が磐余玉穂宮で即位する前に住んでいた」との伝承ですが私にはチンプンカンプン。
さの地名は別としてこの歌碑のスグ近くに神籠石なる不思議な石が立っています。
その名の地元での通称は「ちごいし」とのことですが、その神籠
石については西国に散見されていますがその本質についてまだ判明していないというのが現状。
地元の掲示板にもその名称の件記されていますがやはりハッキリしていないことがわかります。
要は石垣含む巨石の人為的組み合わせのことでその意味として
霊域説と城郭説と二通りの説があります。
その両方もあるはずで、そもそも「石垣」というものを見ていれば城址か寺か神社ですからね。
その呼び名「神籠」が石を詰め込んだ神の籠盛りの様にも感じますしその名の如く神聖域の結界(障壁)にも受け取ることができましょう。
この石の先には舒明天皇はじめ古墳群が存在します(場所はこちら)。
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