オミクロンの発生によって「新型コロナは風邪やインフルエンザの如くになる」などいう人がいますがそれはあまりにも短絡。
日本人だけに限ってそうは都合よくウィルスがまわってくれますか・・・というところですね。
たまたま現状のオミクロンによる症状が肺での増殖がデルタの1/10で重傷者が激減しているからといってこの先にどうなるかなどわかりません。
ウィルスは日々変異を繰り返して彼らなりに「生きながらえること」を模索していますので人間たちに都合のよい症状、人へのダメージが少なく重篤化しない・・・などいう「大人しくよい子」でいてくれることなど望むことも野暮な話。
やはりヤバイ方、最悪の方向(感染力も致死量もともに高い変異)に向かったら・・・について国は思量していただかなくては。
ただ私が思うことは「モタモタしていないで早く早く」ですね。この期に及んで「PCR検査を日本全国無料、町医者レベルでのお気軽チェック」に踏み切れないのは愚図の極み。
いつまでも誤まった陰性が出現する抗原検査(空港)にこだわらないでいただきたい。
その手の事々はハナから言われていることです。
何せ厚労省はじめお役所仕事は・・・毎度遅い。それに忖度と保身が関わるのでモタモタ感満載です。
その厚労省から発表された推計データ。
「ヒートショックとみられる入浴中の急死者数は年間1万9000人」の件です。
12月~2月、65才以上が90%といいます。
また1番風呂は冷えているので年配者は避けるべきだそう。
20分以上の長湯などダメとのこと。
体にイイのは日没前に入浴することのようですが時間の制約のある人はムリな話ではあります。
奥方は湯舟の中で居眠りすることを楽しみとしていましたがそれは「ヤバイ」ことがわかってやめています。
寝る・・・気を失う(血圧の低下)・・・溺死するのリスキーな構図のようですね。
そして家中二人しかいませんのでどちらかが必ず1番風呂になりますが、ここのところ我が家では風呂に蓋をしないで給湯しお湯が溜まったらスグ入浴。出る時も換気せず蓋を開けたままにして即座にバトンタッチするという感じになりました。
湯気が充満して温度の上昇がありますからね。
私が「死ぬかも知れない」と思うことがハシゴの上。
そのハシゴから落ちることよりも危険な場所、それが風呂場だったとは・・・ハシゴから落ちて亡くなる人が年間1万9000人もいるとは思えません。
強烈な寒波が来ると天気予報にも脅されています。温かくしてやりすごしましょう。
先日「私は靴下など履かない」と勇ましい方がいましたがそれも冷えの元。体には良くないらしいですよ。
さて、昨日の「元興寺塔跡」の五重塔跡の基壇の脇に一つ灯籠が立っています。
経緯は看板の通り。
昭和19年の地震で崩壊し半世紀以上放ったらかしになっていた六角灯籠を平成22年に修復されたといいます。
よって奈良県史には「崩壊して大破 付近に基礎と残欠」と修復の件は記されていません。
「花崗岩製、基礎側面二区に格狭間上端複弁反花を刻み出す。中台下端単弁請花。火袋下二区格狭間、蓮華座上如来坐像を刻み出した一面が残る。」
以前の火災によって剥落してしまったそうですが竿円柱節を挟んで正嘉元年(1257)銘と「願主〇〇 □衆等」とあったよう。
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