石仏たちのディスプレー 3つ目の元興寺 元興寺塔跡へ

 

トーキョーの新規感染者は1人増えて久しぶりの30人。

「やはりね・・・」と思うのが、都内で見つかったオミクロン感染者の件。

12月8日にアメリカから帰国した都内の20代女性といいますが、成田空港での検疫では陰性だったそう。

これが昨日記したザルの話「抗原検査」での偽陰性というところでしょうね。

女性は9日に発熱して10日に医療機関を受診したそうですが、ある男性と接触していたということでその人は濃厚接触者。

その濃厚接触者は12日の等々力球場で家族3人と同僚7人でサッカー観戦。

15日にその男性は陽性が判明しています。

 

一応これまでのところですが、空気感染しやすいウィルスに「濃厚接触者」の意味が今一つわかりません。

男性の家族と友人10人が「濃厚接触者です」と言われても、球場には17000人以上入場者があって、あっちこっちそれぞれが動き回っていればもう無茶苦茶です。

まぁ今後爆発感染の「導火線に火を点けたな・・・」と思うところ。

 

そういうことを承知の上で空港の抗原検査に拘っているのですからそれを「間抜け」と罵られても仕方なし。それともわざとやっているの?・・・

まぁPCR検査でそれをすり抜けたというのであれば「仕方ないね」で済むところですが。

 

さて、3つ目の元興寺へ。

いわゆる五重塔(こちらは大塔)がかつてあったひとからそう呼ばれています。

門を入ってスグに覆堂が。

中には石仏たちが壁面に沿って積み上げられていました。

正面の仏たちを見せたいという意図はわかりますが、他の情報は側面、裏面などにもあるものです。

ただし風雨に曝されない分、守られているのでは・・・。蛇足ですが毎度の通り前掛けは不要と思われ・・・。

 

⑤画像など上段船形光背の半肉彫像は錫杖が見えるところから推測できます。

宝珠もそうですが、頭上の種子ほか他に左右に6つずつの種子(十三仏)が目視できませんね。

室町後期のものとのこと。