酒匂川 岩流瀬橋から下流と堤方向 南原古墳

昨日に続いて・・・新コロ。

南アフリカ発のコロナ新情報が世界中を席巻しています。

南アで現在、感染拡大中の新しい変異株の件です。

相手細胞に侵入するための「スパイクたんぱく質」の変異が「30~50か所」・・・といいます・・・

一言ピンときませんが、「変異」ということが相当多い・・・ということだけはわります。

ウィルスのことですからさらに色々変異はあるのでしょうが、問題は「如何に早く人に致命的打撃を与える」ことの有無。

どれくらいの感染力があって病として人を苦しめるのかですがこれまでのワクチンを主としたウィルス対抗策が有効なのか・・・まったく未知のもの出現です。

 

これまでいろいろ恐ろしげの変異の噂を耳にしていますが、今のところ最強と思えるのがデルタ株。

デルタから枝分かれした変異もあるようですが今度の南ア発の新型変異のデビューというのはまさに世界中の人々がドン引き、パニック感あります。

なんとか「やり過ごした」といった楽観気分にある国(日本)もある中、どうかこのウィルスが大したことがないように・・・などと願います。

 

ドイツはデルタやその変異株のせいで26日に確認された新型コロナ感染者は過去最多の76000人超えで、医療世界は逼迫しているとのことですから、その南ア新型変異の報はまさに悲鳴があがっているよう。

香港では2人の感染者が見つかっていますが「空気感染」という語が使われていました。

 

ドイツもイギリスも早速その報に南ア等の入国禁止などの厳しい措置に動いていますね。

 

毎度後手後手の我が国の「水際」は大丈夫なの?と思うところ。

日本は「指定する宿泊先で10日間の待機」と決めたようですがその件、毎度チェックというものが甘いところ露呈しています。

私の家の屋根や境内の水道管の如く「漏れ」というものは何事においてもつき物です。

やはり未知のものの出現には最初から厳しいシャットアウトが必要なのですがね。

ここは「様子をみる」場合ではないかと。

「国民の生命と財産を守る」とは口上にありますが「最悪の事態」を考えれば、ここはとりあえず「ザル」の口だけ処置をやめて、門を閉じるべきかと。

 

まあ、ここ数日のうちにその変異ウィルスの本質が浮かんでくるのではないでしょうか。

これまでと同じような生活ができるのか、再びすべてをリセットした生活となるのか。まだ名前さえ付いていないくらい未知のものですが・・・。今はそれが何なのか誰も知りません。

 

昨晩の新日本風土記、「オクシズ」を視聴したわけですが、そちらは静岡市といえども大井川、安倍川の上流域で殆ど「南アルプス」の麓といってもいいくらいの「山奥」。

今川、武田、徳川がそれを手に入れようと競うように開発。たくさんの金山があったことなど興味深いものがありましたが、まさかウィスキー工場が作られていたとは驚き。

地元産の杉を樽、蒸溜用の薪に使用しての新しい試みだそう。

好評のようですがこればっかしは私にはその味がわからない。

 

梅ヶ島では2番茶以降の茶畑から紅茶を作って名産としているそうですが、気候の不利を逆に利する発想。

稗、黍などの在来植物を使ったクッキー、紅茶と合うかも・・・

大きな川と山が迫る傾斜地での生活は何より寒そうで大変そう

ですが前向きに何か新しい「変異」をしていく人もあるのでした。

 

さて、川といえば私どもが以前住まった小田原を流れるのが酒匂川。

その上流域、山北の岩流瀬の堤について昨日記しましたがそちらはさすがにオクシズまでのレベルにはありません。

私が小学校の頃は自転車でさらにその奥の谷峨辺りまでフラ付いていたくらいの身近な場所でしたからね。

その酒匂川の岩流瀬に掛かる橋が岩流瀬橋。

その日は殆ど水の流れはなく岩のゴロゴロ感は出ていませんでした。

 

南原古墳は昨日の神社の上方段丘の南側。

河村氏滅亡の南原の戦いが繰り広げられた場所で、その北側はスグに河村城というロケーションです。

古くから古墳があった場所として伝わっていたようですが、段丘上は今は住宅地。