昨晩は当地でも一気に気温が下がって寝苦しい夜を脱しました。雨のせいかも知れませんが。
朝方も涼しくて爽快、昼間は好天となって夏の様な陽射しとなりました。ただし、これから気を許して昼寝などすれば風邪をひくことなど警戒しなくてはなりません。
つい先日まで聞こえていたツクツグボウシの声もナシ。
気の緩みは体内防御力が低下し、免疫が甘くなって外部からの攻撃に対し脆くなりがちです。
「コロナのおかげ」といったら語弊がありましょうが、この一年風邪をひかなかったことはまさにそれ。注意深く行動していましたからね。
今年の事はわかりませんが、昨年はインフルエンザの発生が激減しました。各個人レベルでコロナから身を守ろう・・・といわれてきた基本的な健康維持、防疫の学習からの結果でしょうね。
ところが最近になって「今年はインフルが蔓延する」などと言われてだしていますが、私どもは今年もその予防接種はパスすることにしました。
空気感染もあり得るコロナよりも感染力の弱そうなインフルエンザの感染が私の日常の生活では「ナイ」と踏んだからですが、マスクとアルコール消毒過剰の日々にあってそれは当然のことだろうと考えます。
以前のインフル罹患、40℃近い高熱には懲りているはずではありますが、吉と出るか凶と出るか・・・
さて、私どもは今月25日から予定されている叔母の家の解体工事の事前作業、残った畳14畳の処分にあたりました。
6畳間と8畳間14枚を残していたのは処理場ルール「1日畳受入れ15枚まで」があるからですが、色々なものが上に散乱していたこともあって後回しになっていました。
この晴天を無駄にして予定日直前に雨だ、急な仕事だと入ってしまったとしたらそのチャンスを失いますからね。
ずっとそのことばかりが頭にありました。
今回の業者さんからの解体見積の中、畳に関しては1枚2000円とありましたが手前どもで処分場に持っていくのとでは雲泥の差となります。おカネで解決できる人はそれでヨシですが・・・
まったくおカネをかけたくないという御仁が世の中にはぎょうさん居て、それは山野に打ち捨てられた家庭ごみの山を見ていればわかる事。
先般も家具類を山に捨てていたことがバレた消防士のお二人が検挙されていましたね。
懲戒の程度について重大と評価されるのか軽微とされるのかは私のあずかり知らぬところではありますが、その方たちは「バレなければ大丈夫と思った」との言いぐさがありました。
取っ捕まったあとにその言葉が、イイ齢して出てくることへの違和感は激しいものがありました。おそらく部下もいれば子供もいる身でしょう。
「バレなければイイ」の訓示や子供たちへの「いい聞かせ」にあたって「その考えで果たしていいの?」と思いますがね。
「不法投棄」についてはどちらでも見られます。
拙寺境内墓地へもかつて液晶テレビなど平チャラで捨ててありました。草むらを探せば色々なものが出てきそうです。
また門前の墓地(他流)の墓参りの方が花ガラを当家庫裏の築地塀の中にブン投げていく人もいました。そちらの墓地は花ガラに関しては自己処分になっています。
その際はたまたま中で作業をしていた私の頭に命中したものですからその人を追いかけて問い詰めて返却しました。
バレちゃったことに狼狽えていてかえって気の毒になるようなオバさんでしたが・・・
みんなその件、軽微なこと、大したことでナイと思っているのでは・・・片付ける人がいることを考えなくてはね。花ガラと大型家具産廃物と同一にはできませんが、手っ取り早くおカネを掛けないには違法行為-傲慢-がつきものですね。
とはエラそうに言いながら私も昨日は脱法行為をしでかしました。
計量の際のさりげない指摘「ちょっと重量が・・・」で「え?」と思ってレシートを確認すれば410㎏とありました。
言われた当初は助手席の奥方を見て「そりゃそうだ」と納得しようとしましたが考えてみれば最初にカンカン(計量器)に載ったときも奥方と一緒ですからね。
軽トラの法定積載量は350㎏。60㎏の積載オーバーでした。
まったくその件失念していましたね。
「一日15枚までOK」の告知ばかりに気を取られて、重量のオーバーについては気が回りませんでした。
「ハッと」その違法に気づいたワケでした。
お寺の畳は重たくてイイものを使っているからね・・・とはご担当に言われましたが、叔母の家のものとは言い返せませんでした。
ということで410㎏÷14枚で約30㎏/1枚。
トータルで2340円でしたから2340円÷14枚で約170円/1枚。
2000円が170円に化けることばかり考えて「悪いこと」をしました。しかし積載重量がどの程度いくかなど全く気にも留めていないこと。これからはそういった仕事があるかどうかわかりませんが(当家には畳の部屋だらけ)350㎏以内(11枚)にするよう頭に入れておかなくてはなりません。
今の法律は軽微か重大かの判定は主に「知っていた(故意)か知らなかった(過失)か」ですが、道路交通法は「過失」が検挙の対象でした。
どちらにしろ消防士さんの「バレなければイイ」の言は社会的責任のある者の言葉としては完全にアウトですね。
もっとも今時、「バレない」悪行などまずあり得ませんからね。
30㎏といっても取り扱いがしにくく×14の積載は結構腕に来るヘビーな仕事でした。
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