忍辱山墓地惣供養塔 墓地中央大きな重文の五輪塔

「水」は「寿命を延ばす」とは昨日記しました。

私の場合、習慣として寝る前に葛根湯一包と一緒に飲みますが、あとは朝起きでスグと気が付いた時・・・というパターンです。

お茶はまた「体にイイ」と確信していますのでその水で沸かしたお茶は食事の際に。

夏はひっきりなしに水とお茶を飲みまくっていました。

 

これまで私は水を飲まないでも「平チャラ」の生活をしていて喉に渇きというものを感じにくい体質になっていました。

高校時代のサッカーの夏合宿などではアホな先輩が「水を飲むな」とヒステリックに怒りまくって監視。

今のスポーツ医学からすればまったくナンセンスな根性論を振りかざされまくるという無駄な経験を積んできましたし、沖縄の炎天下や外仕事にあたっても今のように水分補給の大切など言われた試しがありませんでした。

 

それでいて今夏場のニュースでよく言われる「熱中症」で倒れるなども聞いたことがありませんでした。

こればっかりは不思議でなりませんが、私も齢を重ねて今しきりに言われ出した「水分補給」の大事を信じるようになってまた、それが起因すると指摘される各重篤な病に陥らないよう、少しでも生きながらえられるようそのカンタンすぎる習慣を続けていこうと画策中。

 

当家では今、その命題「水」の調達はペットボトルではありません。

お茶の安易な500mlモノでさえ、最近地元各JAが手掛けだしたアルミ缶に変更しペットボトルの排除が始まっています。

まだまだ完璧には程遠いですが飲料系からペットという環境汚染の元凶を同時に締め出し中です。勿論これから冬場にかけて私達はこのペットを原材料としたフリースとやらに温かさを求めてはイケません。

これはブログでも何度か記していますようマイクロプラスチックとして海洋汚染のトップバッターにのしあがった最悪役でした。

 

そこで水の調達に戻りますが、水道水は直接に口にするのは、いかにも辛いこと。

よって当家では「ブリタ」なるメーカーの簡易浄水器を使用して「飲める水」を毎日「生産」しています。

当初は面倒な作業かとは思いましたが、味はまずまず、原材料が水道水というところが何より。ペッボトル入りでないのでその処分に頭を痛める必要もなし。 

 

さて、昨日の忍辱山墓地の続き。

墓地の中央にいかにも存在感を主張している石塔があります。その五輪塔は両墓制の墓地としての詣り墓のようにも思えますが、詣り墓にしては墓地の奥に入りすぎのように見えます。

建立当初は有力寺院等の教義を中心に集まったグループ(結縁衆)の中でスポンサーを得るなどしてどなたかの供養塔として建てられたかと思うところです。

 

やはりこの墓地の中心的存在になりますから有力地元結縁衆の遺骨を収め、その故、墓地の惣供養塔(奈良県史)として永年、参詣の人々を集めたのでしょう。

重文指定の花崗岩製五輪塔で地輪に

 

元享元年(1321)辛酉六月日

一結衆敬白

 

各データ(奈良県史より)。

「H210㎝。その下に大和系の複弁式反花座と二重の基壇。

地輪H51.5㎝W74㎝

水輪H57㎝W74㎝

火輪H42㎝W(軒幅)70㎝

風輪H21㎝W49㎝

空輪H28.5㎝W43㎝

 

空・風輪の形は横幅が広く、火輪の軒厚みは厚く、隅で強く反り

水・地輪の形もよく整っていて鎌倉後期の典型的な様式」