作手の城砦思わす三河の山のお寺 甘泉寺

昨日の地元ニュースといえば富士山の雪化粧の件。

季節といえば「白露」の候、ニュース天気予報からはその語が踊っていました。トーキョーでは今の時期としては俄かに信じられないほどの気温(18℃)となっていました。

そのトーキョーの陽性者数は激減して1000人を切っていました(とは言っても月曜日)が気温の高低を考えれば低くなる方が感染は広がると考えるのが正当。

ヒトの抵抗力の低下がありますが、乾燥によってウィルスが飛来しやすくなり、やはり寒さを防ぐために密室に籠りがち。

家族内感染大流行りの通り、狭い家の中で感染が広がってしまうことが心配になります。

 

前年は新コロ猛威によって社会のガードが固くなったせいかインフルエンザウィルスは影を潜めていた感があります。

そういえば私どもは昨年はインフルエンザの予防接種を受けていましたが奥方から「今年はどうする?」と聞かれました。

さすがに違う種類のワクチンは打ちたくないですよね。

まぁ、2回のファイザーで様子を見ることになるでしょう。

 

何度も記しています通り、私がインフルエンザ含めて風邪をひくことの元を正せば間違いなくその原因は「お取越し」であると断言できます。

私が日々、どうケアしていても先方でそれを頂戴してしまうのです。孫が幼稚園や学校で感染して「隣の部屋で寝ている・・・」とか、「風邪ひいちゃって・・・」と言いながら同座する方と一緒にその仏間にて不安でいっぱいになりながら声を出すのは気分がいいものではありませんね。

今、子や孫と同居する年配者各あると思いますが、その件一番心配なことでしょうね。

家の中でもマスクは欠かせませんし、アルコール消毒は必至。

トイレ、風呂の件がありますが何かシェアすること自体がリスクとなりましょう。

 

また、私が訪問先ご自宅お内仏前で有難くもお茶を出していただきますが、それを口にしないことは失礼千万。

しかしこの時期マスクを外すのは・・・と色々と葛藤を生むわけですね。

 

そんな中、今年も「お取越は中止にしたい」との連絡が今のところ2件入りました。

当然でしょう、怖いのは私だけではありませんね。

まだお触れとして回文していませんが2年連続となりますがそちらは中止になるでしょう。

致し方なしです。

そもそも不特定多数の人たちと交流のあるのは坊さん、その坊さんが家の中でペラペラおしゃべりするというのはハラハラでしょうね。

さっさと終わって帰って・・・などと思われるのも辛いことですし。皆さんが安心してそれができるまで待ちましょう。

 

報恩講は回数を分けて分散させるしか他はありませんが。

 

さて、古い画像になりますが一時離れていた長篠設楽原方向に久し振りに戻ってみます。

といっても設楽原からは少々奥の方に入りますが・・・。

場所は亀山城から少々の場所(こちら)。

 

いわゆる「山寺」のイメージ漂う静かなお寺です。

御堂まで進む途中の林の中の参道と途中の石仏がお出迎えしてくれますが、あの時はどなたともすれ違うことはありませんでした。人っ子一人・・・

一見城郭を思わす石垣に、何か古の歴史を感じます。

葵の御紋付きの山門は由緒をも。

お寺の名前、「甘い泉」からしてきっといいことがあったのか・・・とも。湧き水に甘味があるとはよく言いますが・・・

ただし山門下には禁葷酒山門の石標が。

お酒のことではなさそうです。