その時どうすれば 最後の砦 榛原病院 牧之原

全国的な異常な長雨には、ウンザリですね。

これだけ広範囲に日本全国「雨」など聞いたことがありません。特に西日本の災害級の降雨には以前にも被災があったような場所で私どものいる地域のタダの雨、時に激しく降る場面もありますがその程度で音を上げるのは甘言かもしれません。

「涼しくなった」それは事実ではありますが、人の生き死にに関する自然災害に繋がる長雨は耐えきれませんね

 

甲子園の球児たちも試合ができずに待ちぼうけ。

気になるのは試合順延の中、待機中に部屋に閉じこもっていればコロナの感染、クラスターの発生があるかも知れません。

静高が早々に姿を消した今、密かに「小松大谷」の躍動を勝手に期待しているところ。

①画像は昨晩24時前の気象庁ナウキャストから。

 

災害といえば「災害級」の語がここへきて言われ出したコロナ感染者ですが、首都圏はいずれも過去最高の数字となっていました。トーキョーの5773人は「もうしょうがない」の感のみしかありませんが、静岡の379人うち牧之原市の7人という数字にはショックを受けました。

 

トーキョーの方から「人流を50%抑えたい」とのことでしたがとても空しく響きます。

午前の法要が終わって、奥方が郵便局と食品を買い出しに「ちょっと行ってくる」とスっと車で。

サっと帰ってくるや否や、「スゴイよ!!」。

 

何がそんなにスゴイかといえば、街がいつもとは様子が違うということ。相良の人出がいつもと違うのだといいます。

活気があっていいじゃねぇか」というもこれは、お盆シーズンの帰省花盛りで「ド緩みの状態」であると奥方は指摘していました。

食品売り場には孫子を引き連れた年配者やら、久々に帰郷した親族たち向けなのでしょう食品類の買い出しに訪れた主婦の姿に「違和感」があったとのこと。

 

この「ド緩み」の原点はお国の施策(五輪Go!)にあることは間違いありませんが、今後の当地の爆発的感染者増の恐怖を感じます

先日は相良の人はマジメと記しましたが、やはり盆休みの各家庭で考える「不要不急」度は違うのでしょう。

比較的今回のお盆についてはどちらもイケイケ感ありますね。去年あたりに見られた「近所の眼が・・・」などの気遣いはなく正々堂々と帰省している様子が見て取れます。

 

ちなみに私の周囲、当家の息子や「奥の墓道」氏などは2年連続帰省ナシですが、子や孫の顔、あるいは老いた父母祖父母の顔を2年以上も見られないとなれば「不要不急にはナイ」というのは大いに理解できます。

 

そして政府の悪辣さを思うのはあの強烈変異となって殺人ウィルスのイメージが強かった「ラムダ株」の存在について「絶対にそれ隠していただろう・・・」と思わせる事実。

 

8月6日の広島にてガースーが「原稿読み飛ばし事件」をやらかした日だったと思いますが、その報道がされて、私は「ついに来ちゃった」とそのヤバイ感迫る状況を思ったワケですが、実はそのラムダ株上陸第一号の出現解析(感染研)は7月23日と相当早い時期でした。

 

それを3日後の26日に報告していたということですがその著しく緊張感あるウィルス変異株の存在について、7/23~7/26の空白もよくわかりませんが報告後の7/26~8/6のダンマリとは、いったい何? というのが素人の私が思ったところ。

 

そしてその理由について合点させられたのが、「実は五輪開会式」が7/23でそれを発することは「さぁ、これから五輪」という時に「それはマズイ」とばかりに「控えた」ということでしょう。それならばこれは隠蔽・秘匿と言いますね。

そしてまたそのラムダ株感染者は五輪関係者だったということが報じられていました。

 

その方は7/23に陽性判定が出て、隔離療養とはなったそうですが空港検疫のチェックは7/20のこと。そこにも数日のブランクがあるわけで・・・その間その方の行動履歴たるもの緩かったことが推され、そこで密かに感染のバトンタッチが行われていることも考えられます。また、その人と飛行機に同乗していた人の追跡もできるはずもなく、これからのラムダ株の広がりが恐怖となります。

単純な比較はできませんがデルタ株よりも変異多数、ワクチンの有効性について疑問視されているラムダです。

 

ガースーほかその周囲にいる皆さん方の庶民をだまくらかす醜く嫌らしい作為がここでもよくわかりました。

昨日は別件、週間文春の記事で大っぴらにされた挙句、辞任した内閣官房オリパラ推進委員の平田とかいう御仁の件報じられていましたが、それこそ極めつけの悪徳非道としかいいようがありません。

それにしても五輪もあとはパラを残すだけ・・・半分以上終了してから「辞めました」で済むの?

 

ラムダ株の件、ちなみにまたそれより前にあったフィリピン株という変異株出現事案については解析当日に報道されています。

 

そのダブルスタンダードはただただ五輪と国民の命を天秤棒にかけてシンプルに「五輪」を取ったということに相違ないことですね。

インチキ、詐術で成り立つ上級国民の浅ましさを感じること頻繁ですね。

 

しかし国内初めての2万人超え(20366人)となった今、この先トーキョーは検査のキャパを超えて陽性者発現頭打ちとなるという意見があります。ピークはまだずっと先かも。

全国感染者は数万単位で増えるかも知れませんね。

トーキョーでは検査数の50%の陽性者という医院もあったようで、これから首都圏の人を見たらコロナかも・・・の時代となるやもしれず・・・。ただし差別的な目はイケませんね。

 

以前も記していますが、夏に感染爆発が起こるのは何より空調密室の中に複数人が籠ることにあります。沖縄の感染爆発を見てそれをやはり思いました。

「殆ど空気感染」といわれるデルタ株ですが偏にそこ(密空間)に感染源や人が集まってのクラスターがあるに決まっています。

 

今は地下街や家族間のクラスターが増えていますが、「集まり」はあるにしろ基本は密室をなくすことですね。

エアコンギンギンの部屋に同室している皆さんは「同じ空気」を吸っていることになります。

猛暑はコロナ蔓延の遠因でしょう。換気(空気の流れ)と室内でもマスクが肝かも知れません。

 

お盆休みが終わった9月の声が聞こえる頃、この地の状況はどうなっているのでしょう。

牧之原市の「新型コロナウイルス感染症について」なるサイトを久々開いてみましたが去年の3月以来更新がありません。

「受診の流れ」とやらも相変わらずで「37.5以上の熱が4日間」とごくコロナ禍初めにあった文言と変わりなし。

4日間も自宅療養ということですから「死ね」といわれるのと同じかも。

 

また相談したくても「時間のシバリ」がありますね。

 

たとえば金曜の夕方に症状が出た場合は受付してもらえないということなのでしょうか。金曜の夜から月曜の朝まで・・・やはり「死ね」でしょうかね。実際連休で月曜までお休みだった週もありました。

 

牧之原市はそろそろ「制御不能のその時」を想定して感染者収容施設を「どこに どうやって・・・誰が管理・・・」の件シミュレーションをしていく必要がありますね。そしてその件、市民に報せてほしい。

既に考えていただいているもの・・・とは思っていますが・・・。

それこそが危機管理というものです。

 

タノムから「自宅待機」「自宅療養」のつれない言葉を市民に向かって吐かないで欲しいものです。

それはどちらの自治体でも同様のことで、もう国の「次の一手」はナイと断じ、つまらぬ期待などせず、市区町単位で機敏に動いていただきたい。

 

国の施策を待っていたら大切な命の時間を無駄にしてしまいます。

 

オーストラリアのキャンベラでは「1名の感染者」の発見で「ロックダウン」のニュースがありました。

そういったリスク管理が実際にあるのですから。世界を真似したがるクセに。

 

手をこまねいていないで「何かヤレ!!」というのが庶民の思い。

 

 

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コメント: 4
  • #1

    お祭り大好き (土曜日, 14 8月 2021 07:48)

    「まん延防止」の状況下ですが、帰省者増には驚きました。
    前回順延された井沢元彦さんの9/20「田沼意次講演会」は、8/13に「聴講は牧之原市市民限定かつ250名」に急遽変更されました。
    外出せず、オオタニさんのテレビ視聴をしながら感染防止に努めたいとおもいます。

  • #2

    小山昭治 (土曜日, 14 8月 2021 08:45)

    帰省しても「私は大丈夫」どこにいても「私は大丈夫」
    「マスクをしてるから」・・・
    自分は安全という心理。怖いことです。
    ラムダ型の報道「聞かれなかったから言わなかった。」
    こんなことを平然と言う関係者がいることに驚きです。
    この国はアフガニスタンと同じになります。
    自国のことは自国で何とかしなければ・・・
    ワクチンもそうですが常日頃の政策が非常時にでてきます。

  • #3

    今井一光 (土曜日, 14 8月 2021 17:15)

    お祭り様 ありがとうございます。
    講演会延期の件、市外の史跡研究会の皆さんから残念の声しきり(lineにて)。
    私はこれまでの流れから「テキトーな市内の住所と連絡先で大丈夫じゃね・・・」の
    悪のアイディア出しながら今回の講習会には申し込まない旨連絡させていただきました。
    「席を空けます」とは言われても密空間であることは違いないことで、デルタの空気感染について考慮すると「リスクは取らない」ということになりました。
    250人の人が長時間滞留しもしその中に未発症感染者が混ざっていれば後悔することになります。
    クラスターが発生しないことを・・・

  • #4

    今井一光 (土曜日, 14 8月 2021 17:26)

    小山さん ありがとうございます。
    自国内の国民に苦痛をもたらしている現状、えらい方たちはもはや
    「しょうがなかった」の戦後処理の弁解を思うような無策ぶりですね。
    やりたいことだけのやりたさにすべて楽観視して見誤ったことに相違ありませんが
    事象放ったらかしにしていた「何もしなかったの罪」の存在があるかも知れません。
    コロナの脅威と感染爆発について「知らなかった」は詭弁で「知らないフリ」の様はより罪科の重大性を思います。散々学者たちはその脅威を指摘していました。