保温器叔母の家からゲット 3台フル稼働 黒ニンニク 

昨日は先日の「広島」に続いて「長崎」の日でした。

鐘の音は法要の真っ最中になりましたが、ちょうど読経と読経の間というタイミング。

私もその時「お念仏があげられてよかった・・・」。

法要自体に色を添えました。

 

尚、ご時節は盂蘭盆の侯。

トーキョーの新規感染は2884名と月曜日の過去最高。神奈川は2166で過去最高、静岡県が163でクラスターも出まくり。

今週中ごろはトーキョーはまた5000以上の数字が出てきそう。

ちょっとばかり浮かれ過ぎた感ありますね。

自業自得とは言いますが私はそうは無茶していませんが・・・

何かしらの無茶をやらかした人が勝手に苦しい思いでも何でもすればいいとは思うものの、無関係、通りすがりの人まで感染してしまうというのがデルタ株でした。

 

初盆法要となれば大抵が自宅スタートが必定です。

まず簡単にご自宅お内仏に挨拶して本堂の本法要-墓参となります。

昨日の法要はやはり強烈な湿気と温度でご自宅はエアコンギンギン密室空間でした。朝方は相良といえどまとまった雨がありましたからね。

 

その初盆に親族縁者に県境をまたいて「来るな」「自粛しろ」などと「お願い」することはムリってものでしょう。

そのメッセージについてお国の方からは「不要不急」の語ばかりでまったく触れていませんでしたし。

 

そして、かつてそのお国のやらかした戦争について。

やはりこの時期になると多くその手の番組が放映されるようになります。

昨日の「(俺だけかも知らないが・・・) 死ぬまで 生きたい」ものなのだ・・・。

印象的な言葉を耳にしました。

昨日のNHK BS「マルレ 特攻艇隊員たちの戦争」を視聴したというワケです。

続けて地上波のNスペの長崎の原爆の黒い雨はじめ放射能後遺症と各国の思惑でそれを隠したという主旨の番組も勿論です。

 

その「マルレ」なる言葉を初めて知りましたがその陸軍のお偉いさんが考え出した4mm厚のベニヤとガソリンエンジンの急造特攻ボート部隊のこと。250㎏爆雷を積みこんで海上を突進するといいます。

夜間停泊している船舶を狙うといってもエンジンの音でわかりますし即座に機関砲の餌食になりましょう。

しかし殆どがその棺桶(マルレ)にすら乗り込むこともできず、輸送船移動中に撃沈されたり、慶良間では待機秘匿していた船を探知されて破壊、「斬りこみ隊」に編入されて機関銃の餌食になったといいます。

戦中、その部隊で亡くなった隊員は1800人。

15歳~19歳の少年兵ばかりです。

 

私はかつてその慶良間の真っ青の海を楽園と称して満喫した思い出がありますが、伝えられたその場の地獄の様相は俄かには信じられないほどのギャップです。

 

この作戦でアメリカ艦船へ与えた戦果は18件でいずれも小規模なものだったのこと。

まぁ痛くも痒くもナイのレベルだったのでしょうね。

要は戦局打開に投じられたどなたかの「思いつき」で組織されたそれはまったく意味が無かったということだったのでした。

戦争に意味などあるはずがありませんがね。

また何もかも「人の命」というものの意味が分からなかった罪深い国人々(軍人)の施策でした。

 

ちなみにこの作戦においても発案者等、責任を取った者は誰一人いなかったとのこと。

友人の「奥の墓道」氏は「いつもの如くあまりにもイラつく話」と番組の予告を見ただけで腹を立てていました。

 

ちなみにその「マルレ」に似た特攻、人間魚雷「回転」だと思いますがその訓練所に行っていた父は「お国のため」などの語は一度も口にしたことはありませんでしたね。

むしろ「冗談じゃない」「あの上官のクソ野郎」「すんでのところで殺されるところだった」など、憎まれ口の思い出の方を私は聞いた覚えがあります。

表向きは誰もその「お国の・・・」は一応は吐いて勇ましさを表すことは知っています。

しかし本音は父と同じと見ますがね。それこそが人間でしょう。誰だって死にたくないのです。

 

よってその「死んでも 生きたい」の語は大いにわかりますし、どなたもその件、口には出せないまでも心に抱いていたと確信したのでした。

もはやその時の「流れ」にまかせるしかなかったのでしょう。

別の方の証言「もうどうでもよくなってしまった」という声もありましたね。それもわかります。

 

さて、画像①は叔母の家から持ち出した炊飯器。

もう誰も使う人がいませんから奥方が我が家の台所の脇、通称ネコ部屋改黒ニンニク製造所に持ち込みました。

これで3台目となって日夜フル稼働となっています。

色々カラダに良い効果があるということで当初親戚に配ったそのリピートが入りまくっています。

面倒な趣味が広がってしまいました。

 

当家のその黒ニンニクの大先生がいうには、「良し悪しは産地次第」とのこと。

多くのそれを食べてみて分かったということは世の中のその評価が高い、やはり青森県産がトップとのこと。

市場ではその産地のものはとても高価です。

 

もう一つのクロい先生・・・いや黒猫舞鶴殿がいうには暑い夏はここに限るとばかりに鬼瓦の上に。石臼よりはこちらがお好きのようで。ここなら敵の侵入はスグに探知できますし安全。

また瓦が体温を吸収してくれるのでしょう。

そして雨が降れば本堂のこちらの屋根の上に退避。

この高さだと雨の吹込みは無く、風の通りが抜群なのです。