赤に対しての青? 勝風の青地蔵

「ホントにこうなるんだ・・・」と驚きつつ、納得です。

昨日のトーキョーの新規感染者は4166人で過去最高でした。

対策分科会の尾身氏は「1万人もありうる」とのこと。

2週間前の市中の状況を遡って考えれば・・・やはりそうなんでしょうね。

その1万という数字がどういうものなのか知らない私はそう言われても「ふ~ん」・・・としか言いようがない。

 

とはいいながら当静岡も「若いから大丈夫」(まったく若くはないのですが)「どこ吹く風」の躰ではいられなくなりました。

昨日の感染者は遂に202人とこれも初めてのこと。

浜松54と静岡36がその最多数を牽引していますが今後病床占有率はいっぱいいっぱいになることは目に見えています。

ということで静岡県もあの「まん防」が適用とのこと。

20代~30代のみなさん、ハメを外すのは少々我慢の時ですよ。

 

浜松の学習塾のクラスターはやはり猛暑によるエアコンギンギンの密室、要は換気への無配慮が遠因と思われます。

暑いので・・・と窓を閉めきるなどエアコンの効き優先で快適を求めるとあとからクラスターとなるという図式。

外出して「暑いから、ちょっとお店で冷たいもの・・・」などということは夏場の一コマですが今は他人様と同座しての密室空間はことにリスキーに感じます。

これからご自宅でのお勤めを各控えていますが「窓を開け放って」などと言えましょうか・・・。

 

そして政府の「自宅療養を基本」という方向について疑問を呈された大臣が「先手先手にその対策を取らせてもらった」と答弁がありましたがその「先手先手」の表現に苦笑。

国民にとって超ネガティブな方策(自宅療養)につきよくもまぁ・・・と。

病床確保万全のうえ治療薬、ワクチンの確保や拡充の類についてポジティブ状況に使う言葉だと思ったところ

これまでずっと永らく「後手後手」とその対応を嗤われていただけに、ついついその語を使用したくなったのでしょうね。

ただし何度も記しますがすべて「後手後手」です。

 

さて、昨日記した加茂町勝風(しょうぶ)の墓地、赤地蔵の先に青地蔵なる名称の地蔵があります(場所はこちら)。やはり室町期のものです。

 

昨日はアカと言って「閼伽」をこじつけたわけですがこのアオについても適当なことを言わせていただければよく地名にある逢坂、大坂からのオオ→アオに訛ったか、あるいは阿保大明神。

アボウ→アオですね。こちらは山間部から町への下り坂。

まぁ赤・青どっちが先かわかりませんが、先につけられた名からそれに対応して色の赤-青となったのでしょう。

 

いずれにしろ最近になっての名称なのでしょうが、この青地蔵は北向きに立っていることから「北向き地蔵」とも呼ばれているとのこと。

又兵衛桜の近くにもその「北向き」がありました。

それにしてもこの「勝風」-しょうぶ-の地名は勇ましい。

 

以下は以前もアップしたことがある画像。お気に入りです。

阿呆とはちがいますね。

ついついそっちをイメージしてしまいますが。この御時節だけに「踊る阿呆に見る阿呆」(マンボウ)。