会館の状況は倒壊ギリギリ 突風が吹いたら・・・

4日金曜日にちょっとした嵐になる・・・という予報があって、解体工事中の会館の屋根の残り部分について危うさを感じていましたが、業者はその件承知していて昨日中に屋根全撤去とあいなりました。

見ていて飽きない工事現場。

私もそれなりに境内にて雑務に追われていましたがついつい気を取られて見物してしまいます。

今回の圧砕機のオペレーターの操作技術はこの辺りではトップクラスというお墨付きがあって進捗状況サクサク、順調に進んでいます。

 

現場を眺めて新発見がありました。

なんと会館に鉄骨の使用があって驚きました。

てっきり木造だと思っていましたから。H型鋼が1階と2階の間と2階の天井に枠組みされていて木の梁や柱に繋げられていました。

単純に「こんな工法アリ?」と親方に聞けば、「昔はあったが今はダメ」と。そして圧砕機で掴んだ時の揺れ具合からして、もし突風が吹いたら倒壊したかも・・・と半分冗談を交えて言っていました。

私も「だったら突風が吹くのを待てば良かった」などと不謹慎な返答をしていました。

 

牧之原の竜巻で被害を被った人たちがいる中、申し訳ありません。ただしその「突風」話のネタは牧之原ではなく須々木の件。

ちなみにそちらでの倒壊は色々噂話が飛び交っていて地元にはホントにあの様になるものか・・・と興味津々の眼差しを向けている方もいるようです。真実は「藪の中」といった感じ。

 

連日、当家の真面目とは程遠い「のほほ~ん」の「ありのまま」

について記していました。

当家では当然であることが他人様には異常の目で見られることは多々あって、教師はいつも呆れまくり母が私のこと色々について担任に注文を付けられ、そのたびにため息をついていた事を思い出されます。

父親など榛原中学(旧制中学)で教師をブン殴ったことからその弟の入学が拒否されたことなどは、当家の人間を入学させたらロクなことがないという現れでしょう。

 

私も中学時代は教師をブン殴る度胸はありませんでしたが教師との相性は大抵悪くて思わぬ苦労(実際の苦労は母)をしましたが息子もやはり同様でした。

私は父親の差配で小田原の中学校を転校して相良に来た経緯がありましたが(色々あったから?)、息子は横浜の小学校から相良に来てそのままスンナリ高校に入ったものの当地でも奥方としては相当苦労したでしょうね

なにしろ教師から見た私ども家系の者はできるだけ避けたいレベルなのかも知れません。「面倒は御免」というところか・・・

 

これも以前記しましたが息子なと中学校の卒業アルバムの寄せ書きのようなものに、ある優等生の子から息子の将来の職業は・・・「犯罪者」と揶揄、記されていました。

教師もその手のものに「そんなこと書いちゃあマズイ」などとチェック、指導できないものかと思いながら苦笑いしていましたが。

 

もっともその子がお先に・・・という具合に家族も相良に居られなくなるような刑法犯として収監されたという顛末は「人生そんなもの・・・」と思わせました。

 

これからどう息子がご指摘の通り刑事罰を犯していくのか「絶対にナイ」と言い切れないのが「人間、人生」です。

そのアルバムの記述に反して現在の職業は坊さんで仏法を説いている身です。まぁただ家を継承しているだけのことですが。

これから何かあればそれだけに「みっともない」こと・・・そっちの方が気にかかります。

まぁその子の記述「お前は犯罪者になる」の指摘があったからこそ強く成長できたのかも知れません。

感謝すべきですね。

 

またこれも以前と重複・・・と思いますが、私が爆笑して奥方が教師からご指導注進いただいて閉口したことといえば、横浜の小学校での件が思い出されます。

低学年の頃だったでしょうか昼食後の歯みがきの際、隣の女の子が歯磨きチューブの使用が終わりかかり「もう出てこない」と困っていたそう。

 

それならと息子はそのチューブを取り上げてから下部からしごいてから上部をハサミでカットし、「ほれ」という具合に彼女に差し出したとのこと。

それが思わぬ大問題に発展。

女の子はショックで泣きじゃくり「お宅の息子はとんでもないことをやらかしてくれた」とばかりに先生から奥方は叱られたそう。

 

要は「他人様の大切にしている物をハサミで切る暴挙」ということでしたね。まぁそのように形容されたら奥方もグーの音も出なかったでしょうが。

その際は教師ってそんなもの・・・などと思ったものですが、拙寺には教職員の檀家さんは多数いらっしゃいますが皆さんそのような「わかっちゃいない」教師ではありませんので一言。

私の父も教師でしたし祖父も教戒師でした。

 

まぁ理由を話せばわかってもらえそうなのですが、息子は黙り、先生も理由を深く聞かずに「ただ叱りつける」というのがその流れ。

「刃物を持ちだして他者器物損壊」は罪といえば罪ですがね。

私は爆笑しましたが。

ルール逸脱についてコントロールしなくてはならないという意図はわかりますがつまるところそれは組織と自身の保身でしょうね、その世界にありのままで生きることは結構辛いことかも。

大坂選手だけではないこの世のいろいろのおはなしです。

その発信は勇気そのものでした。

 

チューブをカットすれば残りの薬剤で数回は歯磨きができますしそもそもその行為は「親切心」からですよね(弁護の親心)。

その発想はやはり「私の背中」でしょうし、空回りして往々にして人を傷つけるというのは代々同じ様。

そして他所ではそれ(歯磨きチャープ)やっていないのか・・・とも。

奥方は「尻ぬぐいはいつも・・・」と苦虫を潰していましたが・・・懐かしい話でした。