鎌倉十橋 歌の橋と暗渠石碑のみの筋違橋 

午前中は世話人さんたちのヘルプもあって片付けラストスパート。障子に襖そして網戸にサッシの撤去です。

朝一番に障子と襖を満載にして走っていただきましたが(地頭方の処理場へ)、「これまで知らなかった」ルールがあって大部分の持ち戻りがありました。

それが1日15枚ルール。

その畳版(1日15畳)については承知していましたがまさか障子に襖までとは・・・。それも30㎝四方の飾り障子の如くであっても「1枚」とカウントされてしまいました。

 

それでいてアルミサッシに関しては「何枚でもOK」ルール。

これは金属買取業者があるからでしょうか。

 

とにもかくにも週明け月曜から工事が始まりますがあと土日二日間奥方と大物2点を取り敢えず移動し、処分品は軽トラの荷台に積みこむ予定です。タイミングよく降雨は無さそうですので捗りそう。

ちなみに大物2点とはオルガンと丸テーブル。

どちらもイザとなれば処理場搬入可能の品で結論は持ち越し。

 

1日動き回って筋肉痛へろへろになって夜7時過ぎにテレビを点けると相変わらず北海道と沖縄の感染者状況の深刻さを報じていました。

特に沖縄など「313人 過去最多」といいますから驚くばかり。人口比で東京の約1/10という沖縄の感染者数が東京と肩を並べているというのは如何にも異常。

GWに東京大阪から観光客が沖縄に大挙した結果。

それは北海道も同じ。

 

五輪で国内の客をいれるか無人にするかの結論が出ていないようですが、その北海道、沖縄から今度は東京に大挙すればいわゆる「お返し」になるのでしょうね。

素人でもわかること。

 

夜「6/20まで緊急事態宣言の延長します」の記者会見でガースーが「私のおかげ」風ドヤ顔でもって「減ってます」と語っていたのが印象的でしたが、そこいら中で病床使用率の上昇とレッドカラーが点灯しているところを見て、この「下げ止まり」に余裕をかましている状況ではナイこと、まったく空気を読めていないようで。

マレーシアの感染者がインドを超えたというニュースがありましたが、そういった国々の選手たちは予選への参加もできないはず。それを強行するのは不公平としか言いようがありません。

 

また6/20の解除の期限とは一体何を求めてのものなのでしょう・・・。

そして五輪を意識してこのほどやっとこさPCR検査の政府の「基本的対処方針」とやらが出たようです。

それが「積極的検査戦略を実施する」というものですが如何にも如何にも遅すぎの感。その手のことは1年以上も前から言われていたことですよ。それでいてやらなかった・・・

 

それは介護施設(通所型)も定期検査の対象にしてPCR検査能力を上げ約36万件/1日(全国)を行うというものですが「眉唾」かも知れないと思うのはこれまでの学習から。

信用できない政とは一体・・・?

これまで大風呂敷の目標を掲げてもまったくデキていない現状完遂したものといえばアベノマスクくらいのもの。

まったくガッカリさせられ続けています。

末端にいる私どもは寂しい限り。

 

さて、先日は鎌倉十井に鎌倉十橋について記しましたが本日は橋2つ。

橋といっても井戸と同じで、形を変えても現存するものもあれば暗渠等に改変されて廃されているものもあります。

 

「歌の橋」は「歌が上手くて命拾い」というお話から。

御家人渋川兼守が死罪を言い渡され処刑前日に詠んだ無実の歌たちの件、彼が神社に納めたその十首、時の将軍源実朝の目に入り感じ入った実朝は無罪放免。

その御礼としてこの橋を架けたといいます。

無実の咎など歴史上ありがちのこととは思いますが、歌を詠んでもそれに応えられるセンスあるトップがいなければ空しい事です。

 

そして橋としてあってもその橋を廃してその流れを暗渠にするというは橋そのものが空しい。開発の一環なのでしょうが。

筋違橋(すじかい)とはその名の通り街道が直線ではなくそれに橋が架かる状態なのでしょうが、私は想像力薄弱でどのようなカタチなのかイメージできません。

そのような橋なら逆に残していただいた方が面白いと思うのは私だけ?

 

井戸を潰したり川を暗渠にしたり人は都合よく生きようとしますね。

 

 

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コメント: 2
  • #1

    小山昭治 (土曜日, 29 5月 2021 09:07)

    同朋会館の様子を今朝、拝見しました。
    なるほど「宝の山」?書類、書物は興味を引きますね。
    くれぐれもご注意をしてほどほどでお願いします。
    無理のないように、体の心配をしてください。
    節約もいいですが、資金は後でも相談できるのではないでしょうか。

  • #2

    今井一光 (土曜日, 29 5月 2021 22:25)

    ありがとうございます。
    毎度お心配をおかけします。
    色々節約のことに腐心しますが、そもそもケチな性分で・・・
    当初は土蔵同様、屋根瓦も「私がヤル」を主張していました。
    これは私が危ないというより、下の人のリスクを考えてヤメにしましたのですが。
    これから保管にまわった古文書をボチボチと開けていくことにします。
    それでも大分廃棄しました。捨てることは心苦しいことです。