筑波山から富士山と霞ケ浦 好天が命

新しい形態のドラッグストアが拙寺の近くにできるらしい・・・ということで昨日は「淘汰の嵐」が吹く・・・のようなことを記しましたが本通り近隣の年配者にとっては案外「有難い」という声もちらほら聞こえます。

その規模の大きそうな店はそれでも拙寺の直近ではなく、拙寺とそちらの間にもう一つスーパーマーケットがありますので私どもとしては変化の+面を享受するということはそうありませんし、自家用車の移動が当たり前の今、それらの遠近はほとんど関係なし。

 

庶民の店を選択するポイントは勿論「鮮度と価格」ですが、車での移動ではなく徒歩主体の年配者は「近さ」が物を言います。相良は人口の下降が言われていますが、さすがに本通り周辺となれば集客チャンスの目算はあるのでしょう。

周辺店舗たちの問題はそのライバル出現による消耗戦に勝ち残らなければなりませんが、その「価格と鮮度」そして付随する利便で一旦ダメの烙印を押されたらオシマイですからね。

いくら相良の中心といわれてきたバスターミナルにそのお店が出たとしてもパイは限られています。最初から攻勢をかけて一気に勝負をつけようとするでしょう。

 

昨日境内でのおしゃべりは複数の方たちとありましたが先般まで80歳過ぎても自転車で軽やかに街を走る姿を見せていた方。最近はそのトレードマークの自転車を取り上げられて(本人談)腰掛できるタイプの押し車でのお寺の往来になっています。

昨日一昨日と連日のお話タイムとなりました。

 

最近は御近所で体調を崩している方の御用聞きで幾度もスーパーマーケットを運動を兼ねて行き来するようになったそうでこのお天気続きは有難いことと。

あそこは片道10分あっちは15分・・・とばかりに運動量もしっかり計算していました。

 

そこで持論を展開。

私もそうですが、知り合いをみつけたら捕まえておしゃべりに励み、陽の下に身を露して足を動かすこと。

そして「毎日楽しくね」・・・でした。

私は相変わらずチェーンソーの大音量を響かしていますが、その方が来られたら「休憩タイム」。

 

その方の今一番の楽しみは、ミシン屋さんに程度のいい中古足踏みミシンを注文していてそれが届くことだそう。

聞けば学校からの下取り品のようです。

まだ足踏みミシンというものがあって電動式に更新されていなかったことに驚かされましたが。

 

考えてみたらそういったミシンは母の若い時代の代物でした。私の幼い頃の記憶にあるのみでいつしか電動ミシンを導入したことを思い出しますが、その方は「電動は早すぎてやりづらい」とのこと。

私たちは「早く早く便利に便利に」を主眼にすべてを廻してきましたがマイペースでゆっくりやっていく、古いと言われることや考えに一旦立ち止まって見直してみることも一手ですね。

可愛い手作りマスクが似合っていました。

ちなみにその方はお裁縫の先生でした。

 

画像は先日、筑波山に行った「女墓場」からの追加画像。

まさかそちらから富士山が見えるとは・・・驚かされました。

いいお天気と気温に恵まれたということですね。

天気がよくないと人や景色に出会うこともナシ。

しかし日曜日は荒れるそうで・・・

 

 

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コメント: 2
  • #1

    小山昭治 (土曜日, 20 3月 2021 08:48)

    新しい店ができて本通りとして凶と出るか吉と出るか。お楽しみ。
    手作りベンチ、今朝拝見しました。
    いいんじゃないですか。
    欲を言えば高さを欲しいね。まあ 素人ですから取りあえず合格。(失礼)
    墓地の改良も終盤ですね。費用は大丈夫なんでしょうか。
    ちゃんと計算されているでしょうが、費用は費用。
    当方は裕福ではありませんが気になりましたので。

  • #2

    今井一光 (土曜日, 20 3月 2021 19:39)

    ありがとうございます。
    丸太のベンチは太いものは完成設置後の南側墓地に置くことにしていますがあまり
    座り心地がよくないですね。
    細い方はあの位置に置きますがご指摘の通り少々低いので一番下にブロックで嵩上げしようとも考えます。
    墓地の改修費は目が飛び出るほどですがおかげさまで日々檀家さんが持ち寄ってくれたダイコンを食して繋いでいます。御心配痛み入ります。