「3カ月ルール」のホラー やってくる 増えた貰い物

昨晩23時過ぎの地震は当地には緊急地震速報はなく、突然にふわふわっと「揺れてる」と思うくらい。

同時に横浜の息子から「長く揺れてる」と実況のlineがありました。

震度6強は屋根が落ちた駿河湾沖の地震で私どもが味わった6弱

より強い震度です。

夜明けとともに被害の状況が飛び込んでくるのでしょうが、震源地付近の皆様、度重なる地震の襲来、お見舞い申し上げます。

 

毎年この時期となれば近江だ京都だ大和に摂河泉とほっつき歩きながらの体力維持と「さぁ、さぁ・・・」の浮ついた気持ちになるところですが、今年はちょっと違います。

 

まだまだ関西地区もコロナの終息は程遠いということで、いくら私の行く場所は「人が居ない」と言えどもいざ罹患となればやはり「迂闊な行動」と後ろ指となってしまうことは避けられませんね。

これまで第三者として見聞きしていてわかることはまずその件をダンマリで済ますことはできないということですから。

よって最近は人の家の片付け作業で体力維持。叔母の家も手付かずでまだまだ続きそう。

 

昨日に続いて不動産の件。

私の叔父は不動産業ですが、いわゆる町の不動産屋さんではなく一時は競売物件専門に特化した仕事を単独でしていました。

要は裁判所が絡むほど権利関係が複雑化している普通の人なら絶対に手を出せないヤバい物件専門です。

まぁお相手となるのは「そのスジ」の方たちが多く、収益性は多くとも特殊なテクニックが必要となります。

叔父はそれが面白くてやっているから仕方なし。

私と同じというか傍から見たら「変わり者」の部類でしょうね。

 

その叔父は中学校まで相良にいてその後私ども家族が当時暮らしていた家から小田原高校に通ったあと大学の4年間を過ごしてから都内へ。

そして未だ相良の中学時代の友人とも今も交流があるそうです。

その友人は今は神奈川県在住ですが先日聞いた話によると、当時その相良の父母が住んでいた自宅について逝去のあと自宅に離接した不動産屋に売却を依頼したそうでそれが「十年以上経っても一向に売却できていない」とのことでした。

 

隣接しているだけに「駐車場にでも使っているんじゃね?」と私もイイ加減なことを吐いていましたが、それも例の「せんみつ」的生態かとも思ったり。

もしそれがホントだったら固定資産税を客に払わせ続けてちゃっかり土地は利用なんてね。

それでいて文句を言ったりすれば「販促費+管理費」という建前となるのでしょう。

ただしすべて私の根拠の無い推測ですよ。

 

先般は以前私も視聴したNHKの番組「突然の相続でトラブル」という番組のDVDを波津の秋野氏が「参考までに」という具合に持参されました。

あの問題のポイントは①核家族化の進展と②親子は勿論親戚縁者との関係が希薄になったということが根本的原因となっているワケですが、詰まるところ昨日の「忘れた頃にやってくる」のが税務署でなくて督促状だということ。

たとえば叔父叔母等の死亡については風の便り程度に聞いてはいたが数年経ってから何故か自分の所に大金返済の督促状が舞い込んでくるというものです。

 

督促状は故人の借金の肩代わりをさせようとするものですが、まずは固定資産税ほか滞納している税金と社会保障費の類。

そして金融機関から来れば借金が存在していたということです。

 

何故故人に家族があるのにもかかわらず自身の所に借金の督促がやってくるかといえば他の近親者は既に逝去しているかちゃっかり「相続放棄」(自分らだけ)をしていたということです。

尚、相続というと大概はポジティブなイメージがありますがそれはすべてタダで貰う有難さが前面に出てくるワケですが、マイナスの相続も必ず存在しているいうことを覚悟すべき。

そんな相続をしたら子孫にも及ぶ最大後悔もあり得るということです。いいとこ取りはあり得ないのです。

 

そして相続放棄には「3カ月ルール」というものがあって相続権がある者がそれを知った時から3カ月たてば自動的に相続したことになってしまうという殆ど罠に近いような掟があるのでした。

 

舞い込んできた郵便物について「関係ないだろう」と言ってゴミ箱にポイする習慣のある方は特にお気をつけを。

「知った時」は督促が「やってきた」時の場合、その3カ月以内のタイマーはスタートしますが、早々に相続を放棄する手続きをすればまずOKです。

ただし司法書士を通せば10万円内外の出費は覚悟することになりますから突然のショックはあります。

 

家系図を見つつ縁者の「逝去」の件を耳にしたら少なくとも葬儀には顔を出すなど親戚筋集まりの中にいて確かな相続人がいることを確認し、交流を持ち続けていればそんなことになる確率は減るでしょうね。

コロナ禍の葬儀となればますますこの手の話が増えていくかも知れませんが知らんぷりは何事においてもマイナスを生じます。

「私は関係ない」の主張は一切通らないということをご了見くださればよろしいかと。それがこの社会に生かされる掟です。

 

その放置によって不動産・・・負動産を相続して酷い目にあったという方が番組に登場していましたが借金の督促だけに限らずその不動産というものはほとんどの場合ついて回ります。

親戚関係を粗雑にしているといつかそれは「突然やってくる」のです。

スリラー以上に恐ろしい話でした。

 

①②は先日頂いたお裁縫台の天板用に長い脚を作ってみました。天板の重量によって脚と天板を固定しなくとも安定度は抜群です。

③は先日来郵便局バス停に「置いて来たら」と話題になったベンチ。ネコの隠れ家となっていますが、寺楽市の際には表で活躍してもらいます。

その他最近、貰い物が多くて物置は小道具で溢れかえっています。

 

④は鹿児島県警察のサイトから拝借。

現在は削除されているようですが、理由は「根拠レス」とのクレームがあったからだそう。

拙ブログ同様「根拠のない(推測)」はイケないようです。

しかしこの論は私は同感です。

きっとまぁ、ゲーム制作会社あたりからのお怒りの言葉があったのでしょう。

「ゲーム障害という精神疾患」の言回しにはニヤリとさせられましたが。