唐臼の壺からさらなる分れ道を行く一鍬地蔵磨崖仏

先日は「Go To 赤富士券」1000円単位でお釣りが出ないうえの小銭持参の件、その心配には及びませんでした。

その端数もキャッシュレス、スマホ決済をすればまったくOKでした。

あの面倒くさそうなキャンペーンに登録しかつスマホ決済を導入していない店舗はまずありませんからね。

 

このやり方で飲食店に今回行ったのは息子が報恩講のために帰ってきたタイミングで赤富士券を購入しておいたからです。

日頃ロクなものを食べていなかろうとの親心、たらふく焼き肉でも喰わせてやろうということで少々無理をしました。

 

それでいて帰宅次第「風呂に行ってくる」と不思議な事を言いながら出て生きました。近場の温泉施設に向ったようですが「この家の風呂に入ると痒くなる」と捨て台詞を吐いていました。

そりゃ尋常ではないと奥方に聞けば「水があわないようだ」と。

相良から離れての生活が続きますがここの水に何の違いがあるのでしょうね。他の家でも何処かで暮らしている子息が帰ってきて風呂に入った際、同じようなことを訴えることがあったとも・・・まぁ面倒なことをいうものです。

 

それ以上に一抹の不安がよぎったのは・・・「あいつコロナ大丈夫だろうな・・・」でした。

全国そこいらじゅうで流行りだしています。

まぁキリがありません。

 

さて、昨日は唐臼の壺の摩崖仏から分岐しての内ノ倉不動摩崖仏を記しましたが、それとは別にもう一つここから分岐する道があります。まぁ内ノ倉の摩崖仏もそうですが普通にそこから道が伸びているようには思えません。

①②の左側の細道になりますがほんの少々で「一鍬地蔵」なる摩崖仏にあたります(場所はこちら)。

線刻で鎌倉期の作とのことですが、ハッキリ言ってサッパリ分かりません。

 

崖をよじ登り目前まで迫ってみましたが光の加減なのかよくわかりませんね。何か彫られていることだけは確認できましたが。特筆すべきは唐臼の壺の摩崖仏の阿弥陀仏の脇、灯籠の線刻

と火袋火口があったよう、この線刻面の左右に燭台らしき台状のものが設えてあること。

 

この摩崖仏にも以前は庇、笠があったようです。

時間が経てば重力が圧迫しますし線刻も消えていきますね。

ということで皆さんを案内したとしても「??」となることは必定。勿論パスします。