静岡曲金(狐ヶ崎)十一面観音 梶原景時一統の終焉

拙寺世話人さんたちともここまるまる顔を合わせていない状況が続いています。

総代会は何とか開催しても世話人会に関しては今年の春の法要、夏の盂蘭盆会そして秋の報恩講と三回連続未開催。

これは閉鎖空間に密になるのはイカン・・・ということで回文のみで済ましているからです。

 

時間の経過については嫌と言うほどその厳しさを知っているつもりでいますが、そのたった1年にも満たない間に皆さんの健常度には変化があって驚かされることままあります。一言で加齢とはいうもののその変化はある年齢に至るとまさに急です。

 

自家用車を乗り回していた方がそれを手放してシニアカーに乗り換えていたりするのはある意味「自己の達観」があってのことで寂しいことながらも当方としても「そういうものか・・・」などと承諾できることですが、やはり病気や事故に遭遇したという話を聞くとショックでもあります。

 

昨日は「徒歩より自転車」を健康維持のために使用していた方が「転倒して救急車で運ばれていた」と息子さんからお聞きし仰天させられました。

車道で転倒し一時的に意識が無かったということで目撃者は無し。近所の人が通報したそうですが警察の現場検証まであったとのこと。

事件性はなくかつ重篤には至らず顔面を数針縫ってただ今入院中といわれ一安心。

 

当地では頭を打ったり脳関係の病が疑われると榛原病院には脳外科がありませんので間違いなく市街の病院に担ぎ込まれます。どうしても家族の手間は増えてしまいます。

 

私の父親の時もそう思うこと多々ありましたが、やはり市の方向としては「榛原病院に脳外科を」・・・コレ忘れがちですが重要な課題だと思いますがね。

人は健康の内はその件気が付かないものなのです。

後遺症が残ったり死して初めて「それだった」と気づいても遅いのですが。

 

さて、先日は鎌倉権五郎景正について記しました。

当家こそ景正流との主張は大庭景義・景親など「大庭」の系統が第一にあげられるところですがその「景」付きからも主張?している通り梶原景時という人も。

静岡では今の静岡市の中心地域で一族郎党が亡くなっていました。

「梶原」というと拙ブログでは梶原景季梶原山、または梶原堂にて記しています。

 

そしてその戦闘の件を示唆する遺構として市内「曲金」に曲金観音堂なる祠があります(場所はこちら)。

こちら曲金は旧東海道「狐ヶ崎」と呼ばれた地であの戦闘がこちら辺りで繰り広げられていたということの様。

 

堂内の像は間違いなく十一面観音が鎮座していましたが新造モノのよう。

勝海舟云々の掲示板はその訴えたいところが伝わってきませんが、まぁいいか。

 

 

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コメント: 3
  • #1

    お祭り大好き (日曜日, 04 10月 2020 12:22)

    JR東海道線線路脇の狐ヶ崎跡といわれる場所を訪れたことがありますが、曲金観音堂は
    知識不足であり、早速本日確認してきました。
    近くの法蔵寺には、井川の殿様末裔「海野孝三郎」や背比べの詩人「海野厚」の墓所もあります。
    梶原堂は毎年3月第1日曜日に静岡梶原会などにより開扉され、同一日に梶原山中腹の大内観音堂では檀家の運営により仏像が公開され、護摩供養も斎行されます。

  • #2

    野村庄右衞門幸正 (日曜日, 04 10月 2020 21:18)

    狐ヶ崎というと、真っ先に思い出すのがヤングランド!もう遊園地が無くなって何年になるのでしょう。懐かしいです。
    曲金も縁があります。カネボウ通りにある静岡県歯科医師会の建物内に数年前まで歯科技工士学校がありました。私の母校なのですが、今は廃校となってしまいました。
    歯科医師は増える一方で歯科技工士は養成所の数が激減し、技工士のなり手も少ない現状。技工士になっても1年以内の離職率が80-90%です。日本全体での数字なのでこれから先、日本の歯科医療は大変です。

    ブログ内容とは全く関係ないですね(><)

  • #3

    今井一光 (日曜日, 04 10月 2020 22:24)

    御両名さまいつもありがとうございます。
    狐ヶ崎という今や静岡市の中心的住宅地の色々ありがとうございます。
    「変化」については年を重ねると色々思うところがたくさんありますね。
    仏教感としてその「無常」は最大テーマですから、未来への不安定の予測、不安について
    無関係とはいえませんね。
    また、「本日確認済」にはその足の軽さに驚かされました。
    実はそちらのお寺では私が立ち入った際、どなたかか不審者扱いされてしまい
    尻尾を巻いて逃げ帰ったことまず忘れられませんね。まぁいつものことといえばいつものことですが。