楼閣作り 般若寺桜門 奈良の住宅地にある国宝

「病院は未だ逼迫していない」とのご主張。

ただずっと「注意深く見守って」のスタンスを微動だに変えようとしない官邸の「何もしない、動かない」姿は以前の私の姪の言葉を借りて国民の声を発すれば「ドジ・アホ・マヌケ」でしょうね。

5、6歳のころ、よく私のことをそう罵っていましたが既に嫁に行きました。

時間の経つのが早いと思いつつ懐かしく感じます。

 

昨年の日本の映画でしたが「記憶にございません」を見ました。「バカの一つ覚えで消費税を上げやがって」「史上最悪のダメ総理」「官房機密費使っちゃいますか?」「どんなに国民に嫌われていたとしても・・・」「世論なんて気にしちゃあダメですからね」・・・一つ一つの台詞を今聞けば爆笑しますよ。

 

沖縄といえば離島含めて昨日は3人の死者が出たといい、これで10人目。沖縄感染の最初が観光で来たキャバクラやホストなどその手のお仕事の従事者だといいますが、要は「東京培養」のウィルス。

すでに市中感染が始まっていますので「沖縄型」と変異している感ありますが、病院の病床数は勿論確保したホテルもオーバーして医療体制はぶっ壊れているよう。

 

ソーリ殿は「病院は逼迫していない」と毎度毎度壊れたテープデッキの如く同じ言葉の繰り返しをしていますが~これは広島・長崎のコピペご挨拶と同様~、その「非逼迫」の論拠をお知らせいただきたいものです。

各病院からは悲鳴に近い声が上がってきています。

あのウィルスに特化した病床数などそう簡単にバンバン増やせるワケがありませんよ。

 

沖縄県知事も頭が痛いでしょう。

インバウンドの無い沖縄は私には魅力ではありましたが、そのうえ感染増によって国内旅行者を抑えれば沖縄の観光業、ホテル業も飛ぶことになりますね。まぁ沖縄に限ったことではなくどちらでもどの業種であっても辛い時期を迎えていることは確かです。

先日も児玉先生が指摘されていた「悪循環サイクル」を容認してしまったお隠れソーリ殿の官邸の責任は重大です。

 

相良では結構に有名で手広くやっている感あった某店舗が店主もろとも消えたといいます。

1カ月ほど前から「店が開かない」といいますが、推測するにやはりコロナ禍倒産(人は夜逃げと言います)なのでしょうね。

社長を良く知る人の「派手な人」という談からいって人間の性質もあるのかとは思いますが、叔父が言うには社長業は「一度やったらやめられない」という人が居るとのこと。

 

ちょっとした店舗であっても募集広告を出せばそれに応募する人たちが多く訪れ、面接という運びとなりますが、人によってはその「面接」が社長にとっては至極の時間と思うのだそう。

ちょっとした王様気分に浸れるということなのか・・・

また別の人が言うには山師的(あぶく銭を目論む)経営者というものはそもそも「サラリーマン」的地道さというものが無く、サラリーマンの発想では「わかり難い」ものだということを指摘していました。

 

たとえば銀行の借り入れに関してはイザという時は踏み倒すのはカンタンと「逃げられる」と踏んでいること。

借金を軽く考えている傾向。王様気分を継続するため・・・

しかしその銀行(サラリーマン)は不良資産の整理は不可欠で「処理」することになりますが、その処理にあって世にはいわゆる「フロント企業」なる諸々の組織があってまず大抵は彼らにその債権は移っていくことになりますね。

 

たとえば銀行から2000万円を借用し踏み倒して(勿論担保とした家や土地は取られる)逃げに入った場合、銀行では「ゼロよりマシ」ということで200万円でその債権を売却してお終いにするワケです。まぁ担保に取った不動産は売却しますが・・・

買った債権屋さんは色々な手筋を使用して追い込みをかけますので逃げるといってもよほどガラリと生活を変えて潜伏するくらいでいなければ逃げ切れるものではありませんね。

 

私が居た頃の沖縄といえばその手の逃亡者が行きつく場所でした。追い込みの手筋としてまずは沖縄の主要都市で「羽振りのイイ内地から来た客」をしらみつぶしに当たっていくことになるでしょうね。

今はネット社会ですからウラ社会の情報も瞬時に伝わるでしょう・・・。

勿論皆さん実名は名乗りませんが顔写真は行き交いますね。

 

尚、「羽振りのイイ」というのは

①人間の性(さが)。派手な生活に一旦浸ってそれに楽しみを見い出してしまうとカンタンには改められない。

②逃げに入る時、以前拙ブログで「白紙委任状と印鑑証明」をそのスジに売って逃走資金を得るなどと記したことがありましたが「逃げ」にはあぶく銭と逃走資金は潤沢に用意されているものだからです。

銀行に対する迷惑などは逃げる人からすれば迷惑のうちに入らないのです。

それを銀行でなく、親戚や友人に頼み込んで借金の連帯保証に立てたりすると最悪の憎悪の対象となってしまいますが。

 

私の場合・・・、境内地と本堂は借金の担保になりませんからご安心を。キャバクラは石造美術や私の知らない城址の講釈でもしていただけるのなら別ですが、お話しても退屈そうで得るものが無さそう。

 

さて、奈良東大寺近くにあって修学旅行の書生さんたちの混雑からは免れながら国内一級品の遺物を誇る般若寺ですが、あの鎌倉期のものと伝わる国宝の桜門は見事です。

こちら般若寺は南山城やら円成寺や柳生方面から奈良を目指す途上にありますが、多聞城の北東(鬼門)という立地で掲示板にある通り京都へ向かう街道上、奈良中心部市街への出入り口になります。

これだけの古物を人混みの中でなく独占できる場所はその残存遺構もそうですが奇特なことですね(場所はこちら)。

 

惜しい事と言えばやはりこちらも電線と電柱。まさに不細工です。 世界に誇る奈良の街もあのザマではちょっとね・・・

日本の名勝景観の悪さはすべてそれが原因です。

文化に対する考え方がお寒いというかただのインフラのレベルで考えられてもね。

このコロナ禍によってそちらの方は後回しになるでしょう。

画像はギリギリまでトリミングしましたが・・・