可児明智城 明智光秀銅像建てちゃった

今一番に「ふざけた風潮と言葉」と先日ある人と盛りあがりました。「オンライン○○」「リモート〇〇」の件です。

その方は製造業に従事、時として製造ラインに立ちますが、その手の語について「ちゃんちゃらオカシイ」と。

私も同意しました。

製造業は勿論、営業マンなど「飛び込み」に「夜討ち朝駆け」がモットーたる仕事。

「人」が動かなくては仕事になりませんね。

家に居て仕事なんてできるワケがないというのがその意。

 

私などの仕事も「リモート」「テレワーク」ではなんとも味気なし。

どちらかではそれを取り入れようという動きも散見されますが、いくらなんでも・・・とそればっかしは前向きにはなれませんね。

 

それをお偉いさんたちはその語を頻繁に並べて推奨しますが、「世の中そればっかしでは動いてナイの!!」と教えてあげたくなりますよ。

駄菓子屋のおばちゃんがリモートで子供たちに商売できるかよ・・・です。世の中、ホワイトカラー(古い言葉失礼)だけで成り立っているとお考えというところがお寒い。

殆どの「仕事」は「現場」勝負です。

 

一昨日のソーリ殿の発言、イージスアショアをドタキャンすること(困るのはトランプだけ)の後ろめたさからのリップサービスだったのかとも思いますが、できてもいないアメリカ製のコロナウィルスのワクチンを「売ってくださいの打診しました」のアピールにはまたもドン引きしましたね。

とにかく「国内産で」というコンセンサスが国内医学会(厚労省含め)にある中、まったくわかっちゃいないところをまたも露呈したというワケで。

ある意味こういった災禍があると、おエライ地位にいる人の本当の力量というものがわかって、「禍」もまんざら悪い事ばかりとは言えないかも知れないと「ふっ」と・・・。

 

さて、先週の土曜日の雨の中でした、「明智光秀の生誕地です」と確か4つほどあるうちの一つ、可児の明智城に光秀の銅像の除幕式があったとのニュースを見ました。

まぁこちらは今回の大河ドラマで「明智荘」の明智城として描かれたという脚本上の実績もあって大いに背中を押されたのでしょうが、私が思うにかなりの強行・・・を思いました。

他の「この地こそは・・・」という地が美濃だけであと2つありますし、美濃国内でその争いを新たに起こすことになったのでは・・・という心配が。

他所との調整はしっかりなされたのでしょうかね。

現にNHKはその点心配して例の「大河ドラマ館」を3か所作っていたと思います。

 

昨日早朝「ふっ」と思い、奥方に「晴れたようだし土岐のアウトレットでもぶらついて飯でもどうだ」と誘導しつつ、可児の明智城本丸へ。

土日は法事が「1年延期」となったり雨つづきでくさくさ、ウサを晴らしに思い切って越境した次第。

美濃でも東側なら距離・時間、楽勝です。

十分日が高いうちに帰宅できました(場所はこちら)。

 

そもそもあの城は山城らしからぬお気楽登城ができる城ですので奥方からはさしてクレームは付きませんでした。

あえて奥方の不審を記せば「光秀の顔がシュっとしすぎる」(今風小顔でアニメチック)とのこと。

要はカッコいいということなのでしょう・・・。

これから駿府の今川義元に次いで相良にも田沼の銅像ができるといいますが、やはり見た目は大事です。

どうこういいながらも「シュっと」していなくては・・・と思うところでした。若さも必要です。

 

「明智光秀の銅像、生誕地説のある可児・明智城に完成」

(中日新聞6/13 夕刻)

岐阜県可児市の明智城本丸跡に、光秀の銅像が設置、十三日に現地で除幕式があった。像は高さ二・三メートル、台座は二メートル。甲冑姿で右手を前に出し、左手に火縄銃を持っている。

制作費は三千百万円。市へのふるさと納税や市内の公共施設などの設置した募金箱で募っており、すでに制作費以上の金額が集まっている・・・。

 

最後の画像が近くの花フェスにある大河館にあったミニチュアモデル。

 

さぁ、これから光秀銅像の建立ブームが起こるか・・・