「今川シンポジウム2020」義元像 大桑城四国堀

昨日の東京の新規発症者は5人。神奈川も5人。 

東京の死亡者数は7人ですから少なくないですね。

これまでの感染者が快癒に至らず次々と亡くなっているような状況のようにも感じます。

ただし他国から比べれば断然死者数は少ないのですから・・・今、世界の最大疑問になっています。

 

お茶の刈り入れ時といえばお寺の法要はありませんので毎年私は暇にしていますがことに今年に関しては「時間」は有り余るほどあります。

こんな時こそ人の話でもゆっくり聞きに行きたいと思うのですがそれはそれで「人を集める」ことがそもそもできませんので講演会等に参りたくてもそれもかなわぬこと。開催すら中止になっています。

 

一番に顔を出したいと思う小和田先生の講演会なども一切中止になっているようですが、先生も大河ドラマの撮影が滞り時代考証の仕事も中断していることは言うまでもないこと。

そこで先生が精力的に力を入れているのがユーチューブを利用した小和田チャンネルですね。

 

拙ブログにも「歴史ブログ」として先生のブログとリンク先を記させていただいていますのでそちらからお入りください。

 

本日の先生のブログにありましたが「今川シンポジウム2020」が今川義元の命日に合わせた5月19日(火)に開催予定になっています。こちらは当然ながら無観客、ユーチューブ対応ですね。

 

5/19(火)14:30~16:50  静岡商工会議所

 

ちなみに牧之原市の「ぶらり田沼の旅」についてはすべて今年の分は中止になりました。

 

そして先日静岡駅前の竹千代銅像の近くがシートで覆われていることを記しましたがその理由がハッキリしました。

その日にあわせてあの今川義元の銅像が竹千代脇に建てられることになっていたのでした。

 

さて、昨日知ったのですがあの大河ドラマの「帰蝶」が山県市内をNHK番組で鶴瓶と歩くのですね。

あの何もなさそう(失礼!)な場所をどう歩くのか少し楽しみです。もっとも私の歩く場所は市街とは言えませんが。

 

昨日の大河ドラマ、光秀が越前一乗谷・・・の件、帰蝶・信長似た者夫婦も面白かったですが、最後の紀行タイム、「一乗谷は桜と庭園」がバッチリ出ました。

番組中朝倉屋敷の庭園も「演出」されていて予想通り。

 

さて今日は無理矢理大桑城に戻り、あの城郭へ上がる苦労がない遺構について。

古城山南の城下にある四国堀です(場所はこちら)。

北の土岐氏大桑城を最奥に南に延びる左右舌状の台地が城下谷筋を遮蔽、その南側は鳥羽川という天然の堀を擁しますがその谷あい入り口に絶妙に配され金華山方向(斎藤道三の軍)の進行を防ごうというものです。

 

急ごしらえの掻揚土塁の感ありますが、良好にその姿を遺しています。

その名の「四国」とは越前、尾張、近江、伊勢の四国を表していますが、それらの国々の加勢によって築かれたといわれています。

勿論敵は斎藤道三ですが、それだけ周囲の国々が土岐氏を守ろうと動いたことがうかがえます。

まぁこちらでも越前の名が残っているワケで・・・。

土岐系でヤバくなったら即「越前」の発想があったことは確かで大河ドラマで光秀が越前一乗谷にいきなり現れるのも想定できるところでした。

ただし私は流れからワンクッション、京都の細川藤孝を頼る線かと思っていました。

 

尚、火曜日午後8時30分~ 午後9時00分(再放送毎週火曜 午前10時)

NHK第2ラジオ「カルチャーラジオ 歴史再発見」は小和田先生による光秀講の時間があります。

勿論インターネットラジオで聞けます。