今はもう たれもいない海 さぁ生き残れるか

東京の数字は休日アケであてになりませんが(102人)じわじわと地方に広がっているように感じます。

亡くなる方(全国21人 のち25人に修正)も少なくありませんね。

 

昨日も記しましたが、世界も日本もこれから超絶的変化を強いられるはずです。

中国はじめいわゆるそれこそが本流とばかりに世界を股をかけて動き回りご商売に励んでマネーを生むというカタチはここで一旦リセットされるでしょうね。

 

身近なところでいえば、「人件費」中心に生産性をあげるため中国大陸に進出していくという流れでしたが、一次的素材加工製品をそちらで作って輸入し完成させるというその流れはハイリスクであるということが分かったわけです。

それらが「入ってこない」ことになって事業が廻らないということになりました。今後人件費のメリットも享受できないでしょうし。

 

また高頻度で未知なるウィルスの脅威に晒されることが予想される中(まずは大陸発祥)、それほど不合理な物流方式はありえませんね。

 

たとえば薬剤にしろマスク等健康関連製品など生産ラインを中国に設けて製品を日本国内に輸入するやり方はまったくといって機能しないということがわかりました。

中国政府が問答無用で国外への輸出をストップさせたので日本の工場であっても日本国内には出回らないという現象がおきたということです。

 

そういう意味からも中国との関わり方を考える時期が来たのかも知れません。さすがに今回の件でおカネ儲けもほどほどと懲りた方も多かったのではないでしょうか。

 

そしてインバウンドなる語で囃された海外来日観光客を目当てにしたお金儲けもしかり、それらの目論見はもはや破綻の憂き目にあっているのでは・・・。

立ち直れないくらいボロボロかも。

それらへ投資された方たちには気の毒なことですがおそらくこれからの社会は変わっていくでしょう。

 

投資の大小にもよりますがリスクが付き物であることも改めて学習させられました。

かの国の春節という連休に「皆さん来てください」の友好的対応ももはや難しくなりそうです。

まぁ中国の巨大市場は魅力でしょうが、各リスクを勘案しての行動が肝要でしょうね。

勿論政治体制のリスクの件もありますね。

 

そういう意味で体力のない中小企業をバックアップし、何とか支えていくという仕事が国にあるのですが・・・何せこの決められない政治はまるで危機感ナシの無能、見殺しの様。

 

そしてつくづくこの島国の文化が素晴らしいことだとも思います。揶揄される島国根性でまったくOKだと。

人の流れが抑えられるワケで大いに有難いこととは思いましたがその思いもそろそろ瓦解していくのでしょうか。

 

海外旅行などたとえこの日本国内での鎮静化があったとしても全世界蔓延の終息はずっと先の話。それが見えてこないうちは迂闊に出歩けません。

そのように未来予測ができない中、五輪開催を1年延期としたのは如何にも失敗でしたね。

まともなお頭の人たちは内心「来年も無理・・・」が了解事項なのかもしれません。私もそのように思います。

希望を持つ関係者には気の毒ですが現実はより厳しいところに来ているような。

 

昨日ニュース。

全日空がこの1~3月期で594億円の赤字と。

一月ほど前に「どうよ・・・」とその会社に居る知り合いにlineしたときは「厳しいね・・・」とは言いながらも余裕の躰でしたが、さすがに現状キツいでしょうね。

こういった大企業は潰すワケにはいかないでしょうから国ぐるみの支援がありますので何とかなるでしょうが、名もなき中小企業は危険水域に突入している筈です。

そういった底辺から経済を支えている企業なしには言葉でお得意だった「V字回復」などあり得ません。

 

ハッキリとは言えませんがその中国に関わる商売につき昔から「引き際のタイミング」について言われているように「頑張れば頑張るほど傷口は広がる」「早く逃げた者が生き残れる」のレベルになっているのかも知れません。

世界はこの病理終息後に犯人捜しと責任の追及になるに違いありませんしそうなれば、中国外交も対立強行へとシフトを変えるでしょう。これから尖閣諸島が賑やかになりそうです。

 

画像は昨日夕方の駿河湾。

その頃になってようやく雨降りが終わって陽が出たためにフラッと海岸まで。

勿論「外歩きの陽の下」ですからマスクはなし。

ただでさえ人が居ない街ですが波津の街はゴーストタウン?と思わせるくらい人とすれ違いませんでした。

 

晴れていて「たれもいない海」など見たことなかったですね。

①は樋尻川から。この海が「波津」の由来。

②に富士山がうっすら顔を出していました。

自然世界の様相に変わりはありません。

まぁいろいろ、私はおまかせしています。

 

先般記した妹の旦那の心臓手術。

執刀は終わり、無事成功の様。今ICUに入っているとのこと。

勿論、家族の来院禁止といいます。むしろ気がラクですね。

家で電話で結果待ちと。

聞いた話によるとこれから悶絶苦痛の痛みの中、即リハビリに入らなければならないとのこと。

聞くだけで恐ろしい。卒倒しそうです。

術後の差し替えた「弁」のマッチングも気がかりです。

 

しかし、中止にはしましたが妹夫婦は来月の寺遠足に参加する予定だったのです。

催行することになっていたら術後3週間で野山を歩き回らされることになっていたのですから。

その予定には妹が了承したものですから兄妹そろって無茶なのかも。

 

奥方は「たまったものじゃあない」と。