晴朗につき屋根仕事 東京の桜の下 食品が消えたと

東京のあの狸女史、したたかですね。

ずっとPCR検査を抑えていた理由がわかったような気がしました。検査をしないで抑えつけていれば患者の確定はありませんからね。惚けていられるワケです。

そしてそれはオリンピックの1年延期が決まった途端に陽性患者のグラフが棒立ちになっている姿を見ればピンとくるでしょう。

 

まぁそのオリンピックのために皆さんここへ来て辛苦を味あわされるというわけですね。

オリンピック・・・五輪・・・「薹が立つ」とは言いますが東京はこれから墓場の如く五輪塔が立ったりして。

若さ溢れるバリバリの知事を選んでおけばよかったのにね。

北海道の如く・・・

 

東京の友人から面白がってメールが来ていましたが、本日食料品売り場に行ったら「何もな~い」と。桜はキレイだがジャガイモとひき肉が無かったと。

桜の満開の下は恐ろしい・・・(「桜の森の満開の下」)

横浜の奥の墓道氏も大量購入の主婦の行列でレジが混雑してイライラだったと。

 

さて、一昨日昨日と気温も上昇しつつ風もやんでいいお天気。

そこで「今だ・・・」とこのタイミングで屋根に上がったワケで。

「いつまで足場掛けてるの・・・」のプレッシャーもありました。仕事は以前記した本堂南側破風下の補修です(ブログ)。

「今年一番の課題」としていましたが時間を置いた準備万端と少々頭を絞ってこの2日間でやっつけました。

2月中の予定でしたが天気と私の都合が合いませんでしたので・・・これから天気は悪化、ぼちぼち足場を撤去していきます。

 

「また無茶を・・・」と奥方から指摘があったのは傾斜のキツい屋根から梯子を掛けての懸魚塗装について。

よって方法を変更したのは用意した梯子の長さが予定より足りなかったこともあります。

 

梯子は懸魚までは届きますが垂直に近くなることと懸魚に直接梯子を掛けることになりますのでその懸垂耐力が心配でした。あれをブチ壊したとしたら目も当たられません(私が落ちるより・・・)。

よって梯子に足を履かせて伸ばすことも考えましたが竹竿の先にスプレー缶を縛り付けワイヤーを回して手元で操作できる工作を急遽作って対応しました。

 

その工作は結構コツが必要で2度失敗しましたが3度目に何とか成功したという次第です。

既製品を購入したとしたら相当高価ですからね。

全体、うまい具合に出来ましたがアクシデントを敢えて記せば前回記したように撤収の間際になってあの金物の一つが「スポん」という具合に抜けたこと。案の定でした。

300年近くの間あの手の金物がまともに付いているワケがありません。

 

抜けたとき思わず声を出してしまいましたが、うまい具合に3点支点があったことと、バランスもうまく取っている時でしたから事なきを得ました。

 

今一度金物を差し込んでおこうかとも思いましたが、それをやると次回それを支点にしたどなたか(私かも)、殆ど「罠」に近いものがありますので撤去。

当然にそちらに穴が開くワケで、充填剤を取りに降りたり上がったりは面倒でした。

塗装用の竿もあと少し長さがあれば有難かったのですがもっと軽く伸縮性のもので製作できれば最高(4mは)です。長すぎて操作性悪し・・・の場面もありました。

 

①東京の桜の下。昨日送られてきた画像です。

④⑤は屋根上のステップを楽にするための工作。屋根の凹凸に合わせ屋根の上で組みました。

ベースは鉄管パイプに固定しています。

 

最後の画像は屋根瓦作業用に購入した靴。さすがにお得意のadidasは脱ぎました。

案外この靴だけで上がれるのですが、下りてくるのが難しいのと滑り出したら止まらないのが怖い。

足元はザイルにロープが散らかりますが、そいつを踏むとヤバいことになります。よって足元の確認は怠れません。

本当はいつも平地であっても「足元注意」は忘れてはいけないのですがね。

 

そして靴の隣にあるのが今回すっぽ抜けた金物。

よく見ると楔に「反し」の工作が見えます。品物としては感心しますが何せ経年劣化にはかなわないでしょうね。

尚、経費はトータル当初の3万円の予定で収まりました。

 

 

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コメント: 4
  • #1

    小山昭治 (金曜日, 27 3月 2020 09:09)

    いつもながらご苦労様です。くれぐれも気を付けてください。
    命綱だけはお忘れなく!
    高いところは好きですか? やむに已まれずですね。
    春の法要中止ですが、住職が法要の供養(読経)はするのでしたら
    自由参加(いつもそうですが)で中止する必要はないのではと考えます。
    聖人の法要は、法要として行うということにはならないのでしょうか。
    ゆえに 法要での歳費はいつも通りに徴収してもよかったのではないでしょうか。
    氏子をしてわかったのですが、お宮では毎月朝早くお祈り?をして安寧を祈願しています。せっかくしていても波津区民の大半は知りません。せめて回覧でも回し自由に参加できればと思いました。
    お寺も同じで、まずお寺の仕事をわかってもらうことが大事だと思います。
    そうでないとますます葬式寺になってしまいます。

  • #2

    今井一光 (金曜日, 27 3月 2020 09:34)

    ありがとうございます。
    「春の法要」の中止は本山が早々に決めていたこともありますが、当初は回数を分けての「自由参加」を考えました。しかし狭い本堂に少なくとも「人を集める」事に問題があると思いその案内も出しませんでした。
    今回の御法礼についても多方面からその疑問をいただきましたが、その件もお願いしたとすると多くの人たちを「集める」こととなってしまいます。

    様子を見ながら門前に「自由参集」のおふれを出そうとも思っていましたが今の段階ではそれも無理。長い年月の間、このようなことは異例ですが許容すべきことと思います。
    これからこの様なことが起こらないとは言い切れませんが、今回はこれで良かったと思っています。
    ご門徒様にはご自宅のお内仏に向かっていただき、時に本堂でそっと御参りいただければと思います。

  • #3

    がつお (金曜日, 27 3月 2020 10:40)

    知事は会見で都民の不安をあおるだけあおっておいて生活必需品の調達への言及は一言もせず、問題が判明してあわてて翌日「買いだめはやめましょう」と。
    スーパーでは冷凍、レトルト、インスタントの棚はほぼカラ。
    「買いだめ」発言を会見ですることで助長する恐れもあったかもしれませんが、小売店の団体と調整してから発言するとかやりようもあったと思うんですけどね。
    厚労省のデータも先週の金曜日にもらっていたとか、都の会議は土曜日に開催されてたのにそこから知事の会見が月曜日ということは3連休に何をしていたのか。いろいろな業界と打ち合わせする時間は十分あったと思うんですが、彼女の先見性と危機管理能力の低さの現れかと。
    先週末の彼女の頭の中はオリンピック一色だったのでしょうね。
    選挙時のイメージ戦略に流されて、2つ以上のことを同時に考えられない人を知事に選んだ都民にツケが回ってきたということなんでしょう。(そういう私も都民ですが)

  • #4

    今井一光 (金曜日, 27 3月 2020 14:43)

    ありがとうございます。
    人の思考というか集団心理というものの一方通行を見て驚かされますね。
    食品会社もスーパーも思わぬ特需でほくほくでしょう。
    食品買いだめの動きは家庭防衛の意味からいって今後2~3週間の外出が危ぶまれることを考えれば致し方ないにしろ今回の看板を掲げてのドぎついメッセージはやれやれですね。
    今回の突発的棒グラフの感染者というものはそもそも約2週間前に感染した人々だそうですが、その「2週間前に貴女何してたんだ」とするとやはりその頭の中は「五輪は中止はイヤ、せめて1年の延期にしたい・・・」などと自らの晴れ舞台のみしか脳裏に描けていなかったのでしょうね。
    これから負債もどっかり増えてきそうで東京都民は辛いですね。
    泣きをいれてきそうですが国民全体に振らないよう願いたいものです。
    あの方たちがこの博打を打ったのですから。