堅田衣川廃寺遺跡と堀田正高の龍瑞寺廃寺

アメリカからの論文で新型コロナの空気中での「生存3時間」については驚きでした。

当初からあのクルーズ船がウィルス培養所化している様子にその手の感染力の強さが疑われていましたが、テレビに出てくる「専門家」の皆様たちは空気感染は「絶対にない」と言い張っていましたのでもし、それが本当ならしっかりと「ごめんなさい」をしていただきたいですね。

 

 

そして今週の「文春砲」-[森友自殺<財務省>職員遺書全文公開「すべて佐川局長の指示です」]-は関係者にとっては案外強烈だったのでは・・・政権ではもう「終わった話」の「イイ気」の躰でいたはずだったでしょうから。

 

まぁ、江戸時代の下部組織の誰かが「腹を切らされて一件落着」の如く、例の事案に「アベ夫婦は関係ない」のために佐川という当時の財務省理財局長が配下の赤木氏に記録の改ざんを指示し、その後赤木氏はその罪に苛まれた挙句自死に及んでしまったというもの。

当時、その件佐川という人は論功行賞、ご栄転という結末は庶民の目からしても「世の中信じられない」のやるせなさを感じたものです。

 

「刑事」では検察は動かなかったことがどうも腑に落ちませんでしたが、今回は亡くなった赤木俊夫氏(享年54歳)の奥さんが佐川元国税長官と国を相手に大阪地裁に訴訟を起こすというもの。

財務大臣の国会偽証も含まれていて今後に目が離せないところです。

 

あの件、「一件落着」にしてしまっては故人も浮かばれませんし、それこそあれら政治家を送り込んだわれらの責任が問われているのですから。

総理殿は今回の無茶人事で検察を掌握した気になっているようですが思わぬところからボロの穴が広がってきたということで。

それにしても先日は広島の議員夫婦の見苦しさの件を記しましたが夫婦で何かやらかすのはみっともない話ですね。

まぁ仲睦まじいということである意味そこは見習うところがありますが。

 

とにかく黒幕はC・イストウッドの西部劇のタイトル「奴らを高く吊るせ」ではありませんがしっかりと遺族に「ごめんなさい」を言わせるべきですね。

 

さて、湖西比叡の麓、戦国の堅田の地について記しましたが、本日は時代変わって奈良白鳳時代の遺跡,堅田の衣川廃寺遺跡を。

国指定遺跡になっていて発掘調査の報告書も各あがっていますので各検索ご参照を。

現場は建物基壇がハッキリと遺されていて、それぞれ金堂と塔の跡といいます。瓦などの遺物も多数出てきているようです(場所はこちら)。

 

こちらには堅田藩初代藩主堀田正高(下野佐野より)の祈願寺という龍瑞寺歴代の墓塔があります。

石碑から黄檗宗の流れであったことがわかりますね。

 

場所がら旧大津宮にも遠からず、あの時代に仏教寺院がこちらにあったということは特筆ものです。