法要は延期か縮小 N95マスク 国外生産委託品

昨日天気は崩れ気味との予報が出ていましたが、午後からは陽が差すくらいでまずまずの御日和でした。

午前は法事で午後遅くからは浜岡の叔母のケア。

叔母には「何が食べたい」と聞くのは止めています。

まず間違いなく「うなぎ」といいますがそれに毎度付き合っていたら大変なことになります。

代金は叔母が出すといいますが、摂取したハイカロリーは「どうすんだ・・・」という不安です。

 

まだまだ別の不安もありますね。新型コロナは勿論ノロウィルスなどの魔の手にかかる人々の件、各所から聞こえてきます。

 

飲食店に行けばそういうリスクは必ずあるワケで、こうなったらもうほとんどイチかバチかですね。

ただし今そういったお店に行く場合は「高温で調理したモノ」が基本となりました。

 

先日浜松のカキ小屋に行った友人から連絡がありましたがやはりその後、神奈川県内の某市の街中にできたその手の店に続けざまに行ったそう。私どもも改めて息子をカキ小屋に引き連れて行っていましたね。

すると友人からカキにあたって3日間寝込んだというメールがありました。

 

カキはその人のコンディションと食べた量そしてカキの品質によって違いが出る場合があるということですが、私どもはその「あたり」に怖気づいて「火が通っていないもの」には今特に警戒するようになっています。

 

法要の参列者は2名。

このご時節、遠方より親族を集めることは控えたいということでそうなったとのこと。

事前に相談を受けた際、コロナが収束してから・・・を勧めましたが昨日の法要は忌日に合わせる方を選択されたのでした。

このように今月の法事は延期あるいは少数参加者によるものになっています。

 

そして昨日は故人の法名に「玉」が入っていましたので例の諺「艱難汝を玉にす」を持ち出しました。

まさに今人類は「艱難」の時、どうにもならないものはどうにもなりませんが、如何せん自己のプライドばかり気にしているもたもた宰相殿ではまったく心もとなし。

 

対新型コロナワクチンの情報が各国から出始めていますが、薬の存在は心強いですね。

製薬会社にはそのプライドというものもありますが、新薬開発には莫大な投資が必要です。

よって効能確かな薬の製造に巨額投資してたとえ成功に至ったとしてもこれまでのパターンですと大抵が収束時期となり、さあ上市するぞといった頃には全く需要ナシという具合で大損することは間違いなし。しかし今回は収束することを目論んで何もしないという選択肢はありえないでしょう。

 

リスクの高そうな(需要が無くなるリスク)疫病の対抗薬の製造には二の足を踏んでしまうようですね。

おカネの問題もありますしがんじがらめの国の規制も面倒です。

もたもたしている政治でマスクの件ばかりに右往左往している様子も垣間見えますが、現状おカネのかけ方としては国産ワクチン開発に国が率先しておカネを注入するなど、規制を緩和しつつ「迅速」に対応することですね。

 

6か月以内に出荷できるというワクチンの話がありましたが、それにおカネは出して尚規制を排除して全面協力するの如く差配が無ければ無理な話。まぁ薬の効能の選択もありましょうが。

 

またそのくらいでなくてはオリンピックの開催是非のタイムリミット「5月末」に間に合いませんね。

アメリカ、トランプの対応は早く、巨額資金を投入すると言いだしています。

目先の数百億の投資をもたもたしながらケチるのか、オリンピック中止の損失といわれる試算6兆~7兆円を受け入れるのか見ものです。

「北海道知事の後追い」と「保身のための特措法」(舛添氏)などと揶揄されている御仁ですからね。

再三記しますが北海道限定で各家庭へのマスク7枚の配布など完全にピントがボケています。

 

「迅速に」とは毎度お馴染みの自己陶酔の演説の中に散りばめられた語彙ではありますが、どちらかの国の人が言っていましたが『「迅速」とは「今からやる」の意』とのこと。

昨日はマスク転売禁止の件記しましたがどうやらそれは10日ではなく14日?・・・でした。

本当に何をするにしろ遅すぎるのです。「迅速に検討する」・・・

それって詐欺師の目くらましの言葉。

きっと転売ヤーがほくそ笑んでいることでしょう。

 

尚、「マスクがない」の件はその殆どが国内生産品ではなく海外生産委託(中国等)した輸入品だからですね。

いわゆる当国生産品であるからしてまずは「国内向け」というのが基本となります。中国に滞っている所以です。

それはある意味当然でしょう。

自国民の間で供給不足のものを輸出する余裕があるはずもなく。

利益率の低い単純作業の品を海外生産させようという意向にのっとってその輸入の傾向は強くなりましたが、今回の件で国内生産という選択肢は残しておかなくてはならないということを痛感しましたね。

 

よって海外でワクチン製造に成功の報せがあったからといって国内製造の方向は進めていっていただきたいと思います。

なぜなら生産そのものは限られているうえにアメリカなどは自国民第一というのが大前提だからですね。

 

今回のマスクのように世界中から引手あまたの如くになったとすれば日本国内に出回ってからその恩恵が受けられる人は多くないでしょう。その品薄は命にかかわります。

よって自国自前による生産のために投資資金を注入しなくてはならないのです。製薬会社が二の足を踏まないように。

 

画像は①は今俄かに話題になっているN95マスク。

②はそのパッケージです。N95の能書きとMADE IN CHINAの文字が光っています。

このパッケージは通常3枚入りで400円弱。普通でしたら見向きもされないようなもの。昨夏の購入時は半額のセールものでした。

③は無水エタノール。病院で使用するものと同等品です。

手指等の消毒は精製水で70~80%に希釈して使用しますが、当家ではキッチン用アルコールスプレーのボトルに適量追加して(濃度をあげて)手指用に使用しています。キッチン用の製品はアルコール分50%以下といいますので効果については不明といわれています。

 

この手の品物を使用する機会は一般家庭ではまずないでしょうが、私は本堂の屋根裏や、昨年の如く土蔵に入りまたカビだらけの古文書を整理する際に不可欠です。昨年は気管支炎になりましたからね。

また塗装の際にも使用します。

手指に着いた塗料を拭う際、消毒を兼ねてこのアルコールを使用していました。

 

次に市中に品物が溢れたらこれらも少々在庫しなくてはならないのでしょう。

ちなみに昨日は普及品のマスクすら着用しませんでした。

北海道の大抵の田舎町よりは人が居るとは思いますが・・・

いよいよ私自身の抵抗力<抗体>に期待するしかないですね。

勿論緑茶のおかげを信じて。