長谷寺急傾斜地の一般墓域 一石五輪塔底部の突起

土曜日の夕刻にあったソーリ殿記者会見はどちらのチャンネルでも同じ。冒頭ざっと聞いていると真新しい事を仰るでもなく自身発言に「酔ってるんじゃね」感丸出しの「わかっちゃいない」を発していましたので私はEテレの「スポンジ・ボブ」に即回ししていました。こういう時間はEテレが救ってくれます。

あの手のお話なら概略まとめサイトを目を通すだけでいいですからね。

 

今朝のWHOの発表では(中国でのデータの集計)「子供の感染は少なく罹ったしても軽微」「子供の感染は家庭内で」というデータを見て、今回の子供たちの長期春休みの件、やはり意味がそうはないということになりますね。

やり方は他にある・・・ということです。

 

先日奥方と町中を散歩している際、前方から保育園児たちの集団とすれ違いそうになったのですが、二人で「ヤバい」と言いながら「回れ右」と反転して道を変えました。それも意味が無かったということかも・・・

 

私はこれまで当地で何回かインフルエンザ含めてキツイ風邪を体験していますが、すべて冬季の法要直後に発症しています。

そのインフルエンザに苦しんだのが「孫がインフルエンザで寝込んでいる」というお宅の法要でしたので「子供から頂戴するウィルスは強くて怖い」のイメージが頭にありました。若い者の体の中で醸成されたウィルスは特に怖いのイメージ・・・

 

ところが今回のWHOの発表では新型肺炎には子供はかかっても軽く、そもそもその家族が感染源であるといいます。

よって私が思ったのは止めるのは学校ではなくて「山手線だろ・・・」でした。

 

今回の新型~はこれまでのインフルエンザや風邪の類の症状の出方と違うということならば、学童保護の観点は一般論として正解でしょうが、ちょっと違う・・・と思いますね。

 

全国一律に学校を止めてしまいましたが、今回の「子供の発症データ」からすれば止めるべきは大人の活動の方では・・・

人口密度の多い都市部の人の流れを止めるのが一番でしょう。

大人が感染源で自宅待機の子供たちに公共機関や社内からお土産の如く持ち帰る・・・そんなところでしょうか。

この相良の如くド田舎でそれをやってもねぇ・・・

 

ムカッ腹が立ったのは先日の静岡県陽性発現第1号さんの件。

あの方はクルーズ船を解放されて静岡に舞い戻って即、スポーツジムのお風呂に向かったそう。

その翌日ものんびりその風呂に浸かったそうですがその後の発症発覚によって昨日はそのスポーツジムは閉鎖の憂き目にあっていました。

 

その二日間その時間帯に居たお客140人も特定されて当局よりご指導(自宅待機推奨)とのことですが、そもそも政府はその人をクルーズ船から解放するときにどのようなご指導をされていたのでしょうかね。

その一つのイイ加減・無責任の初動からスポーツジムの名称が表に晒されてかつ営業ができなくなり、利用者関係者140人が大迷惑。

ジムは損害賠償の訴えを起こせないのでしょうかねぇ。

 

そして「誰でも検査できるようにする」とはいいながら現場ではこれまでのヤリ方が踏襲されるようでまったく何も進展なしの様。人々の思いは検査していただきたい時に気軽にさっと検査して欲しいのですが、利権だかプライドだか知りませんがどうしてそこのところができないのでしょうか。

韓国などお気軽便利の「ドライブスルー検査」までやってますからね。

検査してシロクロはっきりつけてくれないことから病気を運搬するが如く人は町をうろついて広げているのです。

そこのところがわかっていないのなら仕方ないか・・・。自身含めてアホな社会に居るのですから。

 

WHOは「マスクなど効果ない」と言ってるのにマスク集めに東奔西走する国民に、その件ピントのぼけた政治の具材(責任を持って増産させ配布する・・・)にするという政治家も滑稽なこと。

まぁマスクは喉に優しいことと「気休め効果」はあると感じていますが・・・。

いつもの「勝手にしやがれ」で傍観しています。

 

さて、長谷寺の行き当たりばったりの一般墓地のぶらつきはあの六字名号の洪水供養碑との出会いをはじめ至極の時間でしたが、基本的に江戸時代の墓碑が主体です。興味深い墓塔もちらほらありましたが広域すぎてすべてを回るのは断念。

またコロナ禍の有無にかかわらずすれ違う人は皆無です。

 

当然に寺の経営という視点からも近世にかけて一般墓地として受け入れてそれを拡大してきたところでしょうが、余計なお世話ではありますが、山腹に広がる古仏のおわす墓地は凄まじく荒れています。

無縁となった石仏たちの様子もそうですが急傾斜の山腹ということもあって崩落しバラバラになったであろう残欠もちらほら。

最近は台風も多く襲来し山の墓地の管理がいかに大変なものかがわかります。

手を入れても入れてもキリがないでしょうね。

 

墓石たちは江戸時代の墓碑が主体ですが古そうな宝篋印塔に一石五輪塔に古風なスタイルも散見できます。

 

最後から2番目の石塔は辛うじて下に挟まれた石でバランスを取っていますがその後ろは崖になっています。

⑪一石五輪塔の底部の形状がわかります。土に差し込むための突起ですね。転がっているからわかるというもの。