篤姫の死はヒートショック 41℃が最適 再び岩船

BS「偉人たちの健康診断」を視聴しました。

「篤姫 ヒートショックの恐怖」というタイトルです。

49歳で波乱の人生に幕を閉じた天璋院篤姫の「健康」にスポットをあてた番組でしたが、彼女の死の直接の原因はヒートショックからの脳溢血との目立て。

風呂場で転んでから何とか自力で寝室まで長い廊下を歩ききってから寝床で昏倒してからそのまま帰らぬ人となったようです。

 

先日もご近所の方が風呂場で亡くなったことを記しましたが(その方は約1日気づかれずにいたといいます)毎年のようにその手の不慮の事故の件耳にしています。

風呂も「命がけ」を思うと私が屋根屋の真似事をすることに「危ないとの御指摘はあたらない」・・・と政治屋ばりに言わなくてはなりません。家の中こそ危険が潜んでいるのに・・・

 

番組によれば、篤姫は寒い屋敷の中、浴場に入り熱い風呂に身を投じたことによるヒートショックになったと断じていました。

メカニズム的には熱い風呂に足を入れた途端に一気に血圧が20以上上昇、そして風呂に体が浸かるとそこからまた「すーっと」血圧が下がるとのこと。

その下がり方が急激で時として意識がなくなるほどになるといいます。

人によってはそのまま湯舟の中に沈み意識の無いまま溺死すると。

篤姫は風呂から出た後に脳溢血を発症したようです。脳溢血を発症してもスグに意識不明にはならないこともあるそうです。

 

その風呂の温度については「40℃~41℃」が適当であるといいます。

「熱い風呂が好き」という声も聞こえてきそうですが、その1℃の違い、42℃となると相当危険であると伝えていました。

私は若い頃は箱根辺りの日帰り温泉のサウナや高温の風呂で「我慢大会」など称して喜んでいましたが今考えると自殺行為だったわけで。

我が家も早速41℃に調整済みですが、今一つインパクトの無さを感じます。

まぁ今の我が家は昔ほど風呂に隙間風は入りませんから快適です。昔の風呂場は寒かったですからね。

風呂場を温かくすれば「死ななくて済む・・」コレはある意味正論でしょうね。

 

寒そうな風呂というとやはり思いつくのは岩船寺の石風呂。

以前ブログにてもそちらをさらっと記しましたが本日はその排水口をアップ。

一瞬石棺の如くにも感じましたが、水栓の口があるということはやはり「風呂」だったのでしょうか。

ただし実際に湯が張られていたかどうかは知りません。

たとえばダイコンや野菜を洗うにも便利かも。

 

造作はリッチな石風呂と感じますが私の子供の頃に入った木枠の五右衛門風呂のが方がはるかに温まりそうですね。

 

「岩船」の名称はこのフネ(岩風呂)からか・・・門前の階段の上り口にそれはあります①。

⑥は石風呂前の小屋に掲げられている額。