なむあみだぶ ありがとう 大澤寺 

昨日は本堂内の整理の日。

年末で一番厄介な仕事を片付けました。

それは回忌表の作成と展示作業ですが、直近のごたごたでずっとその機会を失っていました。

慌ててこの前日に大まかなところまで仕上げていましたが、ジンクスというかこれを早く貼り出すと「追加」が出ることがあるのです。よってギリギリまで放っておくのが一番です。

折角作ったところにやり直しとなるのも辛いですからね。

 

例年は大晦日の夜の寒中、本堂でストーブを抱えての息子の仕事でしたが、今年はアテにもならないような気がして昨日の朝に仕上げたそれを何時でも付け替えるぞという具合に用意していました。

 

すると午後になってから1件追加があったことに気づかされました。当月中旬に遠隔地で亡くなった独り暮らしの方が無葬儀で火葬されていたことを「ハッ」と・・・。

その納骨の件、御縁の方がたまたま確認に来られたことで気づきました。

葬儀をしていなかったことから過去帳にも記さずにいたもので当然、回忌表製作に反映されませんでした。

急いで承諾を受けてから法名を決めて過去帳に記載、今年の分の回忌表に切り貼りして割込ませました。

 

回忌表はみなさんよく見ています。

故人縁者の没年月等の誤りがあっても御注進いただくことがありますが、欠落は最大に失礼なこと。危うく大ポカをやらかすところでした。

 

また朝一にも失策をやらかしました。

地頭方の餅屋さんに御内陣の餅を取りに行く日でしたが、念押しされていた持参すべき餅引き取り用のトレーを忘れて先方のものを借りてきたこと。

帰宅してから奥方から散々に罵られました。

奥方の血圧が高くなるのは私のせいのようです。

 

私にとってはこの程度のミスは日常茶飯事で、奥方も慣れているはずなのに。

最近の多忙やることが山積でお疲れのようです。

そういえば先日「暮れと正月の旅行など・・・あり得ない」と言っていました。私は逆にこの時期は動く気にはなりませんがね。

 

さて、いよいよ「除夕の鐘」当日です。

母の通夜にお参りいただいた相良仏教会会長の心月寺住職にお礼に行った際、庫裏玄関のバスケットにあったのが、お寺のスタンプ。

心月寺の檀家さんで本通りのハンコ屋さんの仕事だそうです。

「へ~え」と眺めていると「片浜の釣徳寺さんのもあるよ」と。

それならうちの阿弥陀さんのハンコも作って「三寺一所に並べたい」と言い出してからなかば強引、無理やりこの日に間に合わせていただきました。境内のどちらかに並べます。

 

尚、心月寺は薬師如来、釣徳寺は千手観音ですが色々なデザインがありました。双方とも曹洞宗のお寺です。

 

②総代さんが籠る受付の図。梱包テープで巻いて風よけに。

ストーブを入れて保温性も結構あります。

お昼12時のスタートです。お天気は良さそうですが・・・

 

①は拙寺の阿弥陀さんのスタンプ。

「なむあみだぶ ありがとう」

来年もよろしくお願いします。