空気澄む日没後のトワイライト 高天神方面 

ブログ既報の通り事故で修理に出していた車が返ってきました。これでお気軽に車を出すことができます。

先方は保険利用ですが1週間のレンタカー代+修理代について後学のためにでもお聞きしたいところでしたが当方の心配するところではありません。

だいたい20万円弱というところでしょうか・・・

 

とにかく今回は1銭たりとも出費は無かったわけでは(借りた車も殆ど乗らなかったのでガソリン代もナシ)ありますが、100対0であっても面倒な事このうえなし。借り物は気を使います。

車に乗ったら「何が起こるかわからない」ということは肝に銘じておく必要がありますね。

今回は信号待ちで停止中の奥方の車に目前の店からバックで出た車に衝突されました。

「安全運転」についていつも助手席で私を指導している奥方がその停止中にぶつけられるという皮肉。考えさせられます。

 

そして先日檀家さんとの雑談。

近隣新規にオープンする中古車屋が散見される件です。

若者の車離れが言われる昨今ですが「そんなに車が売れるのかねぇ~」です。

日本人の習性「新しもの好き」で次から次に新車に買い替えるからこんなに中古車が溢れかえるのかとも思います。

 

すると水害頻発によって大量に出た水没車の修理がそろそろ終わって市場に出てきたのかも・・・と。果たして車の修理履歴に「水没」というのはあるのかは知りませんが・・・

 

どちらでも新車に近い車が次々と泥を被り水に浸かっていました。ああいう場合、セルモーターを回さないで修理工場に出せばまずは復活は間違いなし。せいぜい電気系が痛んでいるくらいではないでしょうか。

みなさん取り敢えずという具合にセルを廻してエンジンを壊すパターンもあるようですね。

エンジンが壊れた車はともかく、その種の車ばかりを買い取る業者さんもいたようで、「洗って乾燥させて・・ハイ」で売り捌ければかなりの利益率が期待できるわけで・・・

 

さて、台風19号による千曲川の堤防決壊の映像は頭の中に新鮮に残っています。直近の水害の中、激しさでは一番に印象にあります。800軒の家々が最大4m近くの高さの水流で水浸しになったといいますが、各平均1.5台と勝手に自動車保有率を決めて当てはめればあの千曲川の決壊だけで1200台の中古車が出るという計算。私の知り合いなど家族全員で4台所有など普通にありますから低く見積もってということになります。

 

そのほか、ここ数年日本全国自然災害で「まだ乗れる車」を手放した人はたくさんいるでしょう。

以前も自然災害によって「風が吹けば・・・」について色々なところにおカネが回る件記しましたが、自然災害多発は自動車屋さんも大きな商売になったのではないでしょうか。

 

日本は先日COP25にて「化石賞」なる栄誉?を戴いたということですが、日本の自動車産業がその「賞」の一翼を担っているいるところは間違いなしでしょう。

極論、自然災害の頻発を促進した自動車会社と自動車利便の恩恵を戴く日本人が暴走しだした自然にヤラれ、また自動車を作って消費するというちょっとマヌケな構図が見えなくもありませんね。

つべこべ言っても自動車を手放せないド田舎生活者ですが。

 

それから昨日のニュースにありましたね。

書生さん(21歳)が逆走事故を起こしていましたが、その手の逆走事故が即「痴呆を推する年配者」であると断じるのは間違いですね。

年齢関わらず誰でもやらかす「勘違い」からでしょう。

道路や案内板標識の瑕疵ということにはしたくない行政ですから、「年のせい」にして納めるのが一番ラクですね。

 

今のところ遠州は晴れ間が続いています。

冬の空気は澄んでます。

画像①②は牧之原の台地の西端(塩買坂の北東)から見た高天神方面。③は朝方見えた月没の様子。