田沼意次記念オリジナル切手シート発売は7月1日

先週滋賀県からのお参りの御門徒さまから「関西は梅雨入りまだですよ」と聞いて驚いたところでしたが昨日、近畿地方が梅雨入りした(かもしれない・・・)というニュースがありました。

平年は「6月7日」ですから19日も遅かったそう。

それまで関西地区は晴れ間を楽しめたということでしょうか、これでここいら辺りと同時期に梅雨明けしたら今年は結構ラッキーだったのかも。

 

昨日は今年のホトトギスの初音が遅かった旨記しましたが私が今年第一に感じる天変地異は沖縄の梅雨明けの件。

20代後半に沖縄に飛び出し数年をそちらで暮らしてからずっとそこでの生活の未練を捨てきれずにいて、一時期は「そのとき、読谷村の火葬場で頼む」と口癖にしていたくらいですがそのタイミングは自己の意思にかかわらないことですので、強くそれを指定することは無茶に近いものがあります。よってその夢はトーンダウンしつつあります。

 

自分の足でそこへ行くことができればベストですが無理でしょう。

しかし息子が目出度くもこの寺を仕切ってくれて、自分自身、「お荷物の役立たず」(引き際)を確信し、尚健やかなる老衰を迎える機縁を戴けたとすれば実現できるかもしれません。

青い海と青い空に降り注ぐ光の日中をデッキチェアの上ですごし、規則的に寄せる静かな波の音を聞きながら東シナ海に沈む夕日のオレンジ色の向こうに渡るというのが私の想う環です。至福の贅沢ですね。

 

そのイメージが沖縄の梅雨明けの平年6月22日ころ。

夏至の頃であり沖縄では終戦記念(慰霊の日-23日)がありますね。

読谷村といえば、軍の「捨て石作戦」、3か月あまり続いた「鉄の暴風」の始まりの地でもありました。

現在の所在は不明ですが読谷の「親鸞塾」なる場に半年ほど転がり込んでいたこともありましたが近くには「チビチリガマ」もあってかつて若い衆を引き連れて向かったこともありました。

 

どうしてもその夏至の頃といえば私の想う一番の沖縄風景なのですが今年はそんなワケにはいかないようです。

私は毎年この時期に沖縄の想いについて記していたかとおもいますが、「コレ絶対外さない天気の予想」というのがあってそれが6月22~23の梅雨明けの日です。

たしか昨年あたりもこの頃「来年こそ」とばかりにこの時期に「狙いを定める」ようなことを記していたと思いますが(結果的に無理でしたが)、今年ばかりは「それを予定しなくて良かった」と安堵しています。

 

もし、チケットとホテルの予約を入れていたら悲惨でしたね。

沖縄は梅雨明けには程遠くずっと雨。私はこれほど梅雨明けの遅れた沖縄を見たことがありません。

そしてまた昨日の沖縄の図をニュースで見ましたが熱帯低気圧の通過による暴風と水浸し。

これから明日にかけて熱帯低気圧×2個が北上する天気図を見て、昨日夕刻にはハイビスカスたちを軽トラの荷台に積み込んで避難させました。厄介なことにならなければいいのですが。

 

また先日の慰霊の日で小学生の女の子がスピーチしていました。そのスピーチの「幸福について」の部分が「悪くない」と印象に残りましたね。

「お金持ちになることや 有名になることが幸せではない」「家族と友達と笑い合える毎日こそが 本当の幸せ」

「未来に夢を持つことこそが 最高の幸せ」

 

尚、「笑い」がある人はそれがまったくない人に比べて健康であることは確実。しかし、お国が言っていた「2000万円」がないと健康長寿の夢も儚くなるようですから「最高」にはなれないようで・・・やっぱカネかよ・・・ですね。恥ずかしいオトナで反省。

しかし「如来におまかせ」ではありながら今、死ぬにも死ねない切迫を感じてしまいます。

長生きほど怖いものはないというのは何よりも空しい。

 

さて、ご近所ネタで「それどうする?」と意見が交わされているのが表記「田沼意次侯」の生誕300年記念オリジナル記念切手シート。それを買いに並ぶか並ばないかの件です。

1人1シートしか購入できず、発行枚数1000枚のうち「なくなり次第終了」とありました。その文言に追い立てられました。

 

ある人は「絶対に欲しい」「2シートは欲しいので家族動員」など「当日並ぶ」という強気の意気ごみを発する方も散見します。

拙寺の場合は切手図案採用はボツとなっていますが、一応事前に「どうぞ」ということで1シート頂戴しています。

この際、叔父の分もどうだろうと考えていますので7月1日は是非に「並びたい」と思ったものの当日は海開きの法要で海岸に行かなくてはなりません・・・8時15分からですのでダッシュで行けば間に合うという計算も。

また、そう慌てずにでも買えそうな気もします。

大騒ぎするほどでもなかったりして・・・

 

価格  1シート 1,500円(税込) ※82円切手×10枚

発行数 1,000シート ※1人1シート限定

販売日 7月1日(月)午前8時15分~ なくなり次第終了

 

直接販売の場所

①牧之原市役所 観光課(市役所相良庁舎2階)

②牧之原市役所 会計課(市役所榛原庁舎2階)

③牧之原市史料館 こちらだけ9時から