土岐市妻木 八幡神社境内にて 立ち話10分

オリンピックの観戦といえば、わざわざ現場に出向かなくともお茶の間の画面の前に座っていればOKという私ですが、少々の「コレはどうなるの?」という疑問が、「大河ドラマ」です。

お気の毒としかいいようのない今年の大河ドラマの視聴率低迷ではありますが、すでに興味は来年の「麒麟」の方ばかり。

 

その大河ドラマの時間にオリンピックのなんやら面白そうな番組が重なったりすることもありましょう。

ざっと期間中3回ほど日曜日があったような・・・

NHKもそれを承知で番組を放映するワケにもいかないでしょう。

どういった対応がされるかわかりませんが、その期間をおやすみにしてしまうというのが濃厚のような気がします。

 

そしてこれはある方とのお話しの中でハッと気が付いたことですが、その「麒麟」こと明智光秀の出自についてはまったく不明不詳です。

井伊直虎」の際は幼少期の直虎をたしか「おとわ」という名を使用したと小和田先生が仰っていたことを思い出しましたが、いったいその生まれをどう創作するのだろうという点が気になります。

 

土岐明智という出自は定説通りそこは疑わないところですが光秀に関しては分立多いどちらの明智なのか、敗者抹消の所以の通り不詳のままですからね。

ただしNHKの発表した「"美濃編"出演者発表」には明智家に生まれ・・・とだけ。

 

その方との話ではおそらく「幼少期カット」でいきなり青年期)~晩年になるのでは・・・と。早い段階で「斎藤道三に見込まれる」というシーンが出てくるのでしょうか。

ただし「ドラマ」はドラマ、創作・演出も多分に織り込まれることでしょう。

大胆に「〇〇丸」なんぞの名で妻木明智のなどという設定で幼少期を描くというスジも捨てきれません。

 

また、明智関連各所ある中、直虎の際に浜松にオープンした「直虎館」の如く「大河ドラマ」をバックにした町おこし的箱物建設はかなり焦点がぼけそうな気が・・・どちらにせよそれも我こそは・・・の「取り合い」に発展するかも知れません。

 

先般も越前一乗谷滞留期の光秀について記しましたが彼が関わった地に関して一つ一つあげていればキリがありませんからね。

 

ということでその立ち話は表記妻木の八幡神社の境内。

私どもはたまたま社務所から作務衣姿で出て来られたその人をきっと噂の黒田正直氏と見込んで声を掛けさせていただいたのでした。「出待ち」していたワケではありません。

 

失礼なことですが、その方の名も確認することなくイキナリ「明智光秀について」を私の名のりをする事なく、「すみませ~ん」の声掛けから、ひたすら投げかけたという次第です。

その間髪を入れない「立て板に水」の如くの「論」にその人であると確信したのでしたが、なによりこの方の「妻木愛」の展開には感服いたしました。

下世話な「今度の大河」での町おこしに関して伺えば「明智出自の地」はあくまでも伝承であって(確証がない)、今妻木にある歴史の遺構(妻木城ほか)を大切に後世に伝えることだけを考えたいと。

 

黒田氏は地元ではその名を知らぬ人はいない八幡宮の禰宜兼地元歴史研究家です。

私は別の方から「八幡宮に行ってみたら・・・」とアドバイスを受けていたのでした。

それにしても偶然の遭遇とはいえ隣の墓道氏はその絶妙の機会に驚いていました。

 

神社のサイトがありますのでググってみてください。

黒田氏の行動力と活動の活発な様子が確認できます(場所はこちら)。