夏日好天の春の法要 スカッと羽を伸ばしたいお日和

夏のような「春の法要」でした。

桜の開花も進んで、お花見気分も満点。

道場(本堂)を見回していつもより頭数が少ないような気がしました。まぁ法要への足を向けようとは思えないコンディションですからね。おそらく私が法要関係者でなければ楽しく山歩きなどして過ごしたくなりましょう。

 

日頃お天気のことばかり気にしてイベントや法要の開催にやきもきしている私ですがまったくふざけた贅沢なことを言えるものです。

「お天気が良すぎてみなさんどこかに遊びに行っちゃった・・・」のボヤキですからね。

 

いつも境内に出店を頂いている御常連も今回はキャンセルされて少し寂しげな寺楽市でした。

静岡市内でのイベントが土日に開催されていて、2件の「期待の出展者」は前日に「土曜日にたくさん売れたので日曜も続けて静岡にて出典したい」と「ほとんどドタキャン」でしたが、拙寺関係者一同、そりゃあ売れる見込みのある方へ行くことは致し方なしと同情。

何せ集客規模が違いますからね。

 

ちなみにもう1件はいつもの瓦屋さんの出典ご辞退。

こちらは昨夏の台風被害による超繁忙が尾をひいているよう。

 

そこへ来て「焼き芋」中止のピンチヒッターの即興、「おいもちゃん」は思わぬ高評価を得て、完売してしまいました。

とにもかくにも私の如く「ごちゃごちゃ考えず 前向きにやってみる」の驚きの成果でした。

しかしこの「おいもちゃん」の実現まで短時間での試行錯誤は目を見張るものがありました。

主婦(拙寺婦人部)が自宅に芋を持ち帰ってから火の通し方と味付けを研究しての大成功でしたから嬉しい限りです。

ただし現場の声としては「かなり面倒くさい」とのこと。

 

とにかく今年の一番最初の大きな法要が無事に終了して安堵しています。心残りはおしるこが食べられなかったこと。

 

私のお話はいつものつまらない歴史の件。

アンケートさせてくださ~い。と投げかけたのは①小島蕉園 ②山岡鉄舟③相良ステッチ(相良刺繍)について御存知の方の挙手ねがいま~すと(相良における田沼後のヒーローは①と②であるというのがそれまで触れていたところ)。

①蕉園に関しては「聞いたことがある」が数名②鉄舟は殆どの方が知っていそう・・・の感じ③相良刺繍は自信をもって「その着物を持っている」と応えた方が1人だけ(この地とは関係が無さそうですが・・・)。

 

だいたい「そんなものだろう」の予想通りでしたが、そこから私がいつもの暴走。

島田が勝海舟の銅像を建てたので、ここはひとつ遠慮をすることはない、山岡鉄舟の銅像を「建てちまえ」でした。

身長190㎝弱、体重100㎏超えの巨漢が相良の町中を歩き回っていたことは事実なのですから。

ちなみに田沼意次の銅像建設は既定路線のようです。

 

最後に「チコちゃん」(NHK)風に「何で金沢なのに近江(市場)っていうの?」の質問を皆さんに。

その件まったく答えられる方はいらっしゃいませんでした。まぁコレは5月の北陸方面遠足宣伝の誘導質問だったのですが。

コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    名無 (月曜日, 08 4月 2019 09:12)

    ふとした事から、墓場放浪記のファンに!

    今日はこの時期にしては少し冷たい雨が降っています。
    学、知識のない私には墓場放浪記に難しさも感じながらもゆっくりと初めから読み返して
    ゆっくりと一日をはじめます。。。

     元号ですが、ほぼほぼ住職の考えに共感……「安」がなくて・・・
     


  • #2

    今井一光 (月曜日, 08 4月 2019 20:32)

    ちょっと「それほんとかよ・・・」と思うような嬉しいコメントをいただき
    ありがたく感謝いたします。
    褒められても伸びしろはなくこれ以上の成長はありませんが「ほぼほぼ~」の
    方がいらっしゃるという事実は大いに尻腰を押される思いです。
    そこに「安楽の果報」を見出すことができました。