2019年度 駿府城発掘調査 もっと深く今川まで

土曜日の史跡研究会同席のSさんが「絶対にボツだと思う」が番組の取材を受けたとのこと。

NHKの「所さん~」だったそうですが、どうやら新幹線の中で弁当などを食べる事がアリかナシかということ。

番組の方向性としてはナシが増えていることで「大変です」なのでしょうが、その方は弁当食べることは大いにアリと一説ぶったためにボツだろうとのこと。

 

以前も記したと思いますが私もその件はうるさいですよ。

ナシ派です。

隣の席に後から来た人がシューマイ弁当や牛丼をかき込んで缶ビールをプシュっとゴクゴクやられたらどうも気分がイイものじゃあありませんね。

新幹線通勤のサラリーマン諸兄の楽しみというのはわかりますがね。

 

要は電車中の駅弁というものは鈍行列車の複数人での旅行にて・・・というのが私のイメージ。

一人で食べるという度胸もありませんしね。

 

さて、Sさんはその日の午前1番、駿府城でのその日だけの現地説明会に行ってきたそうで撮影した写真を披露していました。

以前中村一氏と推測されている天守台の発見について記しましたが今度は新発見の本丸升形虎口の石垣の現説です。

時間に都合がつけば私も是非行きたいところでしたが惜しいことをしました。

 

昨日も地元テレビで小和田氏が話していましたがこからの発掘調査のポイントは今川時代の遺構と。

2019年で発掘調査は終了といいますが、そういう意味では「今川」は今年が勝負です。

駿府では今川義元生誕500年の区切りの年でもありますからね。

 

というワケで家康時代の復元話も盛り上がっていますが、それ以前の遺構が次々と姿を現す今、当分の間はそちらはムリですね。

もし今川の遺構が出たなどすれば、家康の城はその中で一番の新参者、今川館を再建しようという話も出てくるワケで。

それにしても贅沢なおはなしでした。

 

画像は200円で販売しているというパンフレットより。

出張った虎口がわかりますが現地の様子も「その通り」・・・だったそう。