拡幅工事から免れた ? 奈良下狭川の摩崖仏

昨日は大平薬局の社長ご夫婦に境内でお会いしましたので、素朴な疑問をぶつけてしまいました。

あの時、ゾフルーザを処方いただきました。

質問は「どうしてマスクなしで対応してインフルエンザにならないの ?」です。

基本的にお客様に失礼ということでマスクはしないそう。

そしてよくわからないが基本は①食べて健康を保つことと言いますので私も食べて食べて健康そのものだった・・・と。

すると②予防接種は店員含めて全員行うということでしたから、私の失敗はそれでしょう。

 

私は大丈夫バイアスが強烈に働いたのでしょうね。

ちなみに③としてはうがいと口中殺菌のよう。

 

さて、昨日は奈良市内の混雑怖さに2度の通行止めに遭遇しながらもなんとか笠置まで出た件記しましたが、あの際は柳生街道を今来た道を逆戻りして県道173号線から迂回しようと思ったのですがそちらも通行止めになっていたのでした。

そこでさらに戻って県道47号線から須川ダムの脇を通る県道33号線を選択。

まぁここまで来ると「どうにでもなれ」の半ば投げやりとなります。

感動的だったのはその田舎道のなんとか片側一車線の道が急に狭くなる所にありました。というか「私の車線」が急になくなるという感覚です。

奈良市の下狭川のバス停がありますからまさかこの道がバス路線・・・などと首を傾げるところでもあります(場所はこちら)。

地図上「Stone carvings of Buddha」と記されています。

 

何故にして道が細くなっているかと思えば・・・

山側に「仏たちがおわします」ということでした。

要は古い道そのままであるということなのですが摩崖仏の存在が拡幅工事を止めているのでした。

片側は川でガードレールが敷かれていますが、こういう場合は山を削る以外ありませんからね。

 

こういった形で開発を止めたという結論の出し方がうかがえたのはうれしかったですね。

こんな時必ず「安全」とか「利便」を押し出し石仏たちを壊したり移転させようという意見が出てくるものですが、さすが奈良ですね。

 

私は木津川からさらに山中を北上、422号線から大津に出ました。途中これは・・・と思ったのが静岡で見慣れた景色。

茶畑が広がっているのです。