IRはちょっとねぇ 「近日 天下上下病悩 號之銭病」

齢を重ねて面倒と思うのがおカネの管理。

最近は大抵の買い物は奥方同伴のため、決済行動はすべておまかせになっています。

要は「会計」は私の関わるところなし。まったく小銭もその入れ物も持ち歩かなくなってしまいました。

 

計算もできなくなりそうで恐ろしいものがありますが、釣銭をもらい小銭を触ったりするストレスがなくなってありがたいのがコンビニのスマホ決済。

携帯電話にカードの1枚もあればちょいとした旅行など不自由はなくなってしまいました。

 

ちなみに小銭=金属=不特定多数が触れるもの・・・は結構に汚い。今時、特にインフルエンザのウィルスなどは金属などつるつるしたものに付着した場合の生存率は服などより断然高いといいます。

 

さて、表記はいわゆる「銭の病」の記述です。

平清盛の宋銭規範の貨幣経済推進の件、同時進行的に平家一門が当時の富と権威を牛耳った時代でした。

平家以外の誰もがその一門の横暴ぶりに後ろ指を指し、たまたま病で倒れた平家一門の者(清盛が藤家に送り込んだ娘の平盛子・・)などにその病で亡くなったという噂が飛び交ったといいます。

 

「銭の病」が一体何を指すのかは未確定ですが、特定の病だとしたら天然痘の類・・・だったり金銭欲ボケ金満風潮の荒んだ世間を比喩したものか色々です。

 

考えてみれば、今風、若者があらゆる思索を練って老人からオレオレ詐欺を働いたり、人様の金員を掠め取ったり、横領したり・・・平氏時代の如く通貨というものがデビューしたての頃とは違いますが、大いにその「銭の病」は蔓延していますね。

寺に居てもそんな大層な「銭」の話の件ではないですが、ちょっとした近所、親類、顔見知り間での貸し借りが禍根に広がっている例を散見いたします。

 

特定の人物の中傷を含みますが別にお寺にその手のお話をされても困るといえば困ります。

しかしまずそんな場合、「そういえば・・・なるほど・・・」というところが少なからずあるのも事実。

まずはその手の方はお寺への参拝が疎くなるということで合点してしまいます。

「ちょっとおカネ貸してょ」はパチンコ等の賭博系に「ドはまり」になっていまい、生活費が回らなくなってしまうというのが大概の例。

 

中には、(借金無心が)「今そっちに行ったので気を付けろ」なる連絡網ができてしまうエリアもあるようです。

人間関係もギクシャクすること必定ですね。

私は年がら年中奥方に「おカネちょうだい」ですが。

 

また牧之原の上にIR誘致の件小耳に挟みました。

私は「銭の病」の原因となり得る賭場の開帳については不安ですね。

雇用の確保という意味合いでしたら地元静岡県民は一切賭け事禁止くらいにしていただかないと。

 

他人様、御門徒様一家がバラバラになった例を何例か見ました。賭場は昔から相良で馴染んだお遊び。いろいろな場所でそれが開かれて多くのやるせない話が伝わっています。

人々が不幸になる姿を見たくありませんね。

 

「菊川市出土の中世の銅銭と流通品」1/26(土)~3/17(日)菊川市中央公民館1階展示コーナーより。

銭の種類と安曽ケ谷遺跡出土の緡銭(さしぜに)。

「緡」は「さし」。銭に通す細紐のこと。