1/365とは言いながら おかげさまでありがたきこと

本日お昼12時からの除夕の鐘。

世間様では「除夜の鐘 昼に衝く」でググっていただければ拙寺も何点かヒットするようです。

時間的に間に合うようでしたらサイトでなく是非に相良へどうぞ。

 

昨日大晦日の前日はその除夕の鐘の準備で朝から大わらわ。

朝方は風も少々吹いてしびれました。

水盤に氷が張っていたことからこの冬一番の冷え込みだったのでしょう。

 

世話人や婦人部の皆さんは午後一時集合の約束でしたので、それまでの雑務は我ら家族の仕事。

奥方は本堂御内陣での荘厳セッティングに忙しくしていましたので、私と息子は昨年の一番の反省点、総代受付の寒さ対策を行いました。

 

当初、小さいテントでその周囲を簡易温室にも使用している梱包用テープで囲むという算段でしたが、その小型テントを出してみると3m四方、想像を超える大きさでした。

とうことで急遽鉄管パイプ+ブルーシートの屋根+テープという方式を採用しました。

2mのパイプを組んで正方形のフレームを作り、天井にブルーシート、側面をテープで巻きました。左右後方の三方、下の部分はコンパネを置いて、風の通過を防ぎます。

勿論その中には石油ストーブを置いて寒気対策。

 

午後、日差しが入る頃にはこの中はぽかぽかでストーブはいらないくらいです。

受付用正面は開口していますが左右と後ろに風が通過しないというだけでここまで暖かく感じることは意外でした。

貧乏くさく見える「やっつけ仕事」でしたが、まずまずまずの出来で総代さんも満足の様。

昨年は風雨交じりの悪天でここでの受付は悶絶苦痛の場でしたので今回念入りに対応しました。

受付に座る総代二人が一番の年配者、去年と同じ思いをさせるのは気の毒すぎます。

 

大晦日も正月も365日のうちのただ1日。

以前はなかなかその三桁の数字のインターバルがやたらと長く感じましたが、もはやなぜか光陰矢の如く。時など瞬く間に過ぎ去ります。

まったくそれが同じ時間の区切りとは思えませんね。

まるでSF映画、宇宙旅行の「ワープ」があったかのようです。

 

とにもかくにも年が明けることは目出度き事。なんとか生きながらえました。

 

本年も有難くも無事に過ごすことができました。

できれば来年も楽しく生きたいです。

ありがとうございました。