山岡鉄舟筆「教導石」静岡県庁と市役所の前 

「第三次韓流ブーム」なる語を聞きました。

芸能世界について私の今の興味といえば①に室町時代を描く大河ドラマ②歌舞伎③吉本新喜劇です。

ハリウッド製の映画は視聴しますが。

 

その他のバリエーション多々ある中それ以外のものは殆どパス。そしてその「韓流」というものもまったく趣向の外ですね。

どこかしらのチャンネルでそのドラマの放映に出くわしますがそもそも私には無理。腰を据えてドラマを楽しむという胆力も持ち合わせていませんが。

 

しかし世にそちらのブームがあるということは結構にみなさんその国の理解力があるというか率先してそちらの文化を摂取して楽しもうという鷹揚さがあるようです。

国民レベルでの友好というものに一役買っていることですね。

 

ところがここ数日ニュースで「韓国けしからん」の件、取り上げられています。

人によってはその「けしからん」は色々あって一概には言えませんがお相手もまた「日本けしからん」の論理がある件はどうぞお国レベルで解決を・・・というところですね。

ここでもちゃんと膝を交えて話し合うことが肝心なのですが最新の事案「ロックオン」(レーダー照射)に関しても、うだうだとあーでもないこうでもないの不毛の応対が続いています。

 

どうせ韓国艦船のミサイル担当のおっちょこちょいが「ばっちょろがって(お遊びの範疇)やっちゃった」程度の事と私は考えていますが、あまりに下らなすぎる理由で引くに引けずに韓国は全否定、照射されちゃった自衛隊機は「同盟国なのに冗談じゃない」と怒り狂って「ごめんなさいを言え」とこちらも妥協できない盛り上がり方。

 

見ているとアホくさくなるほどの幼稚さ。

私どもには昔から「漁夫の利」なる諺があります。また韓国船はそのお隣の国の漁船を探索していたといいますね。

 

ちなみに私がハリウッド映画の中で見る「ロックオン」についてはそれが照射されるとアラーム音が響き渡ったあとにミサイルが飛んでくる図で、機内(艦内)は酷く緊迫した状態になることですね。

ただし友好国同士とあれば識別信号というものを相互に出していますのでそもそもその存在が確認された段階で殆どどちらもどの国のどういった艦船(航空機)かは認識していてのこと。

今の「戦争ごっこ」はすべてが電算システムで管理されてモニターを見ながらなのでしょうがおそらく記録も残っているでしょう。

そういった証拠はあるのでしょうが、機密や手の内もバレますのでそこまで公表はしないでしょうが。

 

まあロックオンすることに関してはまったく失礼千万の話ではありますがね。

しかしいたずらにその件を長引かせてしまうのは政治家の皆さんが大好きな「国益」とやらを損ないますよ。

 

韓国が最初から「冗談ですよ」と言って「ごめんね」ができれば早期解決できたのでしょうがあちらの艦船の乗務員にはその余裕を持てない個別の何か(日本嫌い)があったのかも知れません。そこのところ斟酌してそろそろ「恕」の精神を発して欲しいですね。

 

さて、静岡では私ども庶民にまで浸透していることに県知事と市長が不仲であるということがあります。最近は火花を散らさなくなりましたが・・・

そのお二人が鎮座する県庁と市庁の間の通り沿いには山岡鉄舟があたかも間に立つかの如く立っています。

厳密には鉄舟がそのタイトルを揮毫した石碑のことで「教導石」と言います(場所はこちら)。

 

その趣旨たる件、idiot」はじめ今の世の偉い方々の耳元で囁いたとしたらきっと耳を押さえてしまうのではないでしょうか。

「悪いのはあいつ」という具合に。

 

「富や知識の有無、身分の垣根を越えて

             互いに助け合う社会を目指す」

それがあの「教導」の趣旨ですが、今は「そうだ」と頷けるような社会とはいえないような・・・。

自分がよければそれでイイ「聞く」というスタンスにない社会です。

 

 

石碑の右側に「尋ル方」左側に「教ル方」です。

 

③を進めば浅間神社に鉄舟邸方向④方向が静岡駅。