「信為万事本」・・・やっぱり不信 地頭方プール廃止

台風がもたらしたのかスカッとした青空に太陽は、「また熱中症・・・」を思わすくらいの気温上昇。

20号の直撃は関西方面に逸れたことから私の仕事は減ったのでしょうが、予報では降雨も激しそうで先般豪雨被災のあった地方には気の毒です。何とか対応を早めに行って欲しいところです。

 

 

さて、表記「信為万事本」なる格言は「信を万事の本と為す」ですがこの語は日本の政経人の「座右の銘」としてなど好んで使用されています。

当方宗旨的にいってその「信こそ・・・」は「行」以上に重んじられる(信行両座)ところですので当流から見ればごく当たり前といえば当たり前の語ではありますが、エライ方々は特にその語を記しますし好みます。書においても扁額等に好まれて採用される文字ですが案外とこの世の中というもの「信より不信」ではあります。

 

私が先日笑ってしまうくらい「信じられねぇ」と思ったことは

中央省庁で障害者雇用促進法で義務づけられている障害者の法定雇用率を水増していたということ。

社会全体に障害者雇用を積極的に進めることを根付かせるために一定企業に法定による雇用を義務付けているわけで、そのご指導はペナルティまで課せられるなど比較的「厳しい」を思わせるものがありました。

 

私が以前いた会社では障害者を雇用するために別会社を作り、障害者が対応しうる仕事を模索していましたし、その会社を運営するに色々な難題のクリアのために頭を痛めていた皆さんのことを思い出しました。

 

ところがどうでしょう。

民間企業にその背中を見せて「付いてこい」といわんばかりにお手本とならなくてはいけないはずの官公庁がこぞって出鱈目の数字をあげて本来のあるべき障害者雇用をしていなかったということですからね。

あまりにも人を小ばかにしています。

これではお上に対して「不信を万事の本と為す」となりましょう。まったくあほらしくて・・・。

どうせバレても反省なんてまったく無いのでしょうね。

 

画像は今夏最後の「シーサイドプール地頭方」。

以前は子供を連れて遊ばしたものです。

③は地頭方港から見た工事中の擁壁ですが、その工事着手のためにこのプールが邪魔になったそう。

④⑤はその擁壁の近くからの図ですが、台風の余波が壁を洗っています。

今一つここからスタートする意味が理解できませんし、このプールまで辿り着くまであと何年かかるのかまったく疑問です。

きっと維持管理費の問題があるのでしょう。