先日の世話人会にて私が皆さんに投げかけたのは「縁結びなんとか･･･」風イベントの開催について。

大晦日の鐘撞会に併せてふるまうカレーや餅つきなどのイベントを若衆にもりあげていただきたいというものです。

勿論未婚男女限定募集してそれら協力して仕込み製作していただき鐘を撞いて･･･あとはそれぞれにまかせるというものです。

大変そうな企画ですが皆さんにご協力いただけるかというところ成功例･失敗例あげてご意見を聞いたワケです。

 

とにかく「えいやぁ」という具合で旗揚げし､3回くらい「恥をかくくらい」(参加者が集まらない企画倒れ)「イイじゃないか」といったところ。

私としても歴史的に男女の出会いとは「祭り」というものが第一に挙げられる機会ですので､ここは一つ調子に乗って「盛り上げちまおう」という作戦でした。

 

しかし･･･結論から申しますと「イキナリ」開催ではなく「様子見よう」という意見が大勢。

中には「難しい」「成功の道が見えない」「寺として大恥になる」特にその手の事に関してそもそも寺がやることだろうか･･･という意見もありました。

まぁその辺りは「お国がヤル気がないから･･･」なのですが､他に任せておいた方が無難ということでしょう。

 

ここ数日､「バカ･バカ･･･」とNHK番組に新聞報道とその二文字について目に留まりましたが､後者の方は「二階俊博幹事長はバカ」という海外からの報道のようでした｡

あの御仁のおしゃべりにその内容についてはずいぶんと前から「だいたいそんなもんだろう」とは思っていましたが今回の件は「子供を産まない方が幸せじゃないかと勝手なことを考える人がいる」というご発言。

 

それに対して海外はじめ識者たちが「バカですか」と苦笑したのでしょうがこれは現在の「少子化」について「子供が居なくても幸せ」と考えている夫婦が悪い(勝手である)と断じたものです。

おいおいそれ(子供を産む産まない)ってそもそも自由であって､「子供を産まなくても幸せである」という考え方をお国の方で「子供を産んだ方がもっと幸せです」と真面目に訴えてこられなかったことに責任があるのでしょうよ。

相も変わらず「保育園入れない」は続いていますしね。

 

国民の思いに傾注せず､企業経営者側に立った施策､要は子供を産んでももしかして幸せにはなれない､未来が描けないといった雰囲気が蔓延しているからに相違ないのですが､そこのところご理解いただけていない。

だから「バカ」だなんだと揶揄されてしまうのですが。

まぁ十分に私も「バカ」ですから人様の事をそう罵るワケにもいきませんが。しかし寺の坊主その躰をさらしたとしても大したことはありませんが､政権与党の幹事長のそれはお恥ずかしい限り。

 

 

さて､何だってこんなに不快に･･･と思わせる外気でしたが案外と本堂内は涼しかったです。今年初めて大型扇風機を稼働させました。

しかし､そのあとに冷房の効いたお斎会場に招かれてまさに一息ついたの感。だらしなくなったものです。エアコンの作るエリアは至極の空間と落ち着くほどになりました。

 

関東甲信に続いて「今日にでも梅雨が明けるのか」と思わせましたが週刊予報を眺めれば週末は雨マークが並んでいましたのでタイミングはもう少しあとでしょう。

 

外飼いネコの舞鶴殿はここ2,3日絶不調に陥っていました。

鳴きもせず､走りもせず､ご飯も残す･･･元気なし。夏バテにはまだ早いですからね。いったい何があったと首を傾げていましたが､どうやら犯人はコレだと合点が行ったのは彼の存在。

ヒキガエルですね。かわいいので思わず撮影させていただきましたが昔から飼い犬が「泡を吹く」という少々ヤバ目な生き物。目の後ろの突起に毒腺があるのですね。

撮影場所は夜間､門のスグ脇､塀の前ですから舞鶴殿のテリトリー。彼女はコイツに興味を示してちょっかいを出したに違いありません。

ただし現在は復活していますよ。

 

奴は今の時期が大好きなのでしょう､雨季は色々な厄介な生き物も元気に湧き出てくる季節です。

私は暑さと湿気よりもそれにつきものの不快生物の方が嫌ですね。

「バカ」の音もひとえに第三者の「不快メッセージ」ですので私はそれを受け止めて､良き方向に改めなくてはなりません。