戦没者碑のかわりだね ビルマ派遣軍 龍安寺 

気持ちのイイ日が続きます。おかげさまで体調も十分となりますね。やはり寒い冬ほど体に悪いものはないと確信に至ります。

病院にお世話になるのだけはかないません。

私も色々な人の面倒をおかけしているのは当然ながらそれだけはどうしても・・・この件どなたも同様でしょう。

 

ところがどうでしょう。

中国からの人々による日本の病院検診施術ツアーが流行っている件。事は日本の高度医療への需要ということのみに留まりません。

中国のサイトには「タダで日本の医療を受けられる法」的なサイトが溢れているとのこと。

要は「コーチ屋」で手数料を取ってその「裏技」を提供するサイトですが、法の網をくぐるように日本の「国民健康保険」に加入して治療、不正受給して帰国するというものです。

 

テクニックの詳細については各お調べいただくとして列挙すれば「留学ビザ」「経営・管理ビザ」「就労ビザ」「滞留者の扶養者申請」によってその権利が発生するよう。

 

お国、厚生労働省と日本年金機構は「国民年金保険料を滞納した人に、平成30年度から取り立てを強化。財産差し押さえる強制徴収の対象者を3年連続で拡大」と息巻いて国民に対して厳しい目を向けていますが、「国民健康保険」の海外の人たち(納税していない人たち)に向ける大甘の取られ放題の状況に「さぁ、どうする」と映画のセリフを出したくなります。

 

ちなみに肝炎の治療は大概中国では1000万円以上の治療費となりますが日本では200万円、心臓手術だと200万円以上が9万円と言います。差額は出何処は同じ、日本の納税者。カモにされている国民は黙っていていいの?

周囲はできるだけ病院に行かないよう我慢している人ばかりです。いずれはこのしわ寄せ、私たちが負う事になりましょう。

 

昨日は小堤山の慰霊塔の形状について昔から子供達が口にしていた呼称についてご紹介を受けましたが、私が見た戦没者慰霊塔の中、場所柄「奇抜」と圧倒されたのが龍安寺のビルマ塔パゴダ。

厳密には「ビルマ派遣軍自動車廠戦没者英霊之碑」というようですが、仏教国ミャンマー(ビルマ)の仏塔ですね。

異国情緒溢れるカタチもそうですが色も真っ白。古い寺院につきものの木造建築のイメージからはどうしても違和感アリアリです。あの枯山水という純日本を代表する庭でお馴染みのお寺ですからね。

 

こういった場所の慰霊碑の類ですと「くくり」が無いものですが何故かこちらのものは特定の人たちを供養する仏塔でした。

理由は色々あるのでしょう。

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コメント: 4
  • #1

    河東村出身者 (土曜日, 31 3月 2018 14:54)

    健康保険の件ははっきり言って疑わしく、領事館や入国管理局が「うっかりするとこういう手口を見逃すこともありうる」というネタ以上の話ではないと思います。出張するだけでーケ月もかかるのに、遠縁でビザがすぐ降りたり、来てすぐ手術になるなど小説の世界でしょう。

  • #2

    今井 一光 (土曜日, 31 3月 2018 20:32)

    ありがとうございます。
    え?とは思いましたがテレビに映る中国人のインタビューと
    中国国内の勧誘サイトの有様、何事においてもバイタリティ溢れる中国の人性質から
    それは「有りうる」と思った次第です。
    私の知り合いの中国人は新宿の闇医者にかかっていましたが・・・。

  • #3

    河東村出身者 (日曜日, 01 4月 2018 08:27)

    高額医療費の上限を使って説明したり、ぱっと見に説得力ありますよね。業者がぼったくりを狙う姿がありありとうかびます。実際にやってみると次々追加で金を払わされるのでしょうね。高額医療費も「一度払わった後でかえってくる」制度ですし、短期の滞在で使うのは無理でしょう。闇医者も保険が効かないので、、、、

  • #4

    今井 一光 (日曜日, 01 4月 2018 17:23)

    ありがとうございます。
    日本の健康保険制度は他国の人からすれば魅力でしょうね。
    このシステムを上手に運用して維持していただきたいと思います。