墓場へGO ! 宇利城お隣 冨賀寺NO.1の宝篋印塔 

それにしてもアメリカ大統領には品位品格のかけらも感じませんね。その男に尻尾を振るどこかのお国のあの人も「同じ穴」という感がありますが。どこかで足元を掬われましょう。

そういう私も野暮で品があるとはいえないことはご存知の通り。

 

先日はニューヨーク市場の暴落の件について記しましたが、今度は大統領殿の発言から再び世界中が大混乱に陥っています。

まぁその大統領様のおかげで中国もロシアも自国第一主義(保護主義という親分自らの保身―次期選出・選挙対策―)に走りますがどいつもこいつも人間という者は一旦お偉くなると(瓢箪から駒であったとしても)いつまでもその地位にしがみつきたくなってしまうものなのですね。

 

大統領の耳を疑うそれは、いわゆるそれも一言で「保護主義」というヤツ。

鉄鋼の輸入関税としてなんと25%を掛けるというものでした。本当にそんなことが通用するものなのか来週が見物ではありますが、そうともなれば世界中で報復合戦(関税up、up)が始まる事は必定。短絡的思考回路のみしか持ち合わせていない大統領様でも米国民が選んじまったからには致し方なし。あいも変わらずやれやれの男でした。結局は自身のクビを絞めていることなのですが。

 

続いてまたも驚かされたのは日銀のクロ先生。

このタイミングで再びあの口から「2019年に出口」と言ってしまったことから(ご自身の念願と成果-物価上昇率目標2%できそう・・・の吹聴)堰を切ったかのようなドル売りの嵐。

再任の報せに調子にのりすぎたのでしょうか。

 

庶民レベルにはまったく「知ったこっちゃない」のですが思うに「ご自身の口を、もうちっと慎しんでは・・・」というところ。

なお、ここでいう「出口」とは金利を反転させるということ。

「金利あげ〼」の断言ですから、皆さん(企業・銀行等)先走って「円買い」に走るというもの。

 

これは輸出産品の多い企業にとって痛烈な減益を示唆するものでこの最近の10円程度の円高傾向で「儲け」など吹っ飛んでいることでしょう。コレも私ども一庶民には関係がないことですしね。

まぁ「勝手にやってくれ」です。

私はそれでも「2%達成」に疑問符を打ちますが私にとって「どうでもイイ」ことではあります。

 

「勝手にやってくれ」でも苦笑するのは「国民栄誉賞」とやらの乱発。オリンピックの政治利用という言葉をよく耳にしましたがそれもその手の類に見えてしまいます。

「あっしも一丁その人気にあやかりたい」といった風で「次」を狙っている意思表示のような感じがしないでもありません。

やだやだエライ人は・・・です。

 

「一度咲かせた人生、枯らしたくない」と思い続ける執念執着の人は宗教心に欠けている証拠。

いや失礼、熱烈な「自分教」の信者様でありましたか・・・。

「ゆずる」は文字通り大切な事。

「次も」と思うことは「驕り」です。自身一所懸命は重要スタンスですが他者を育てることはもっともっと大事。

 

私の件、自身の墓のこと、真面目に考える頃になっていますが、エライ人はもっとエライ。口でもって墓穴を年がら年中掘っているようですから。それを感じなくなったらもはや重症、化け物の類か。

 

さて、春と言えば「世界の桜」の比丘尼城を思い起こします。

桜と山々の景色を眺めながらの山城行脚はオツなものですね。

あの地にはやはり宇利城(またはこちら)いう私の好きな東海地区の山城NO.5がありますが、その「中宇利(新城市)」という地に冨賀寺というお寺があります(場所はこちら)。

 

真言宗のお寺で開基は行基さんといいますから相当の古さを思います。

まぁその方の開基をうたうお寺は全国数多あって真偽すらもはやどうでもイイこと。

拙寺もそうですが、寺の掲示板などカッコよさげの事ばかりを並べるものですし(拙寺はそう恰好良くはないですが・・・)。

 

そのお寺の位置関係といえば、殆ど宇利城の山並び。

城の門前に寺というのもありがちなスタイルです。

お邪魔すれば門を入ってスグにお出迎えしてくれるのが画像の宝篋印塔と石塔たちでした。

 

宝塔の相輪の様子は欠損・後補を推し、そして異質な石材の組み合わせも見受けられますが、まぁどちらも400年の年代は経ている?といった感があります。

笠の隅飾りは摩滅していますが、その立具合は直角ではありませんが比較的それに近いよう。

 

こちらでは綺麗に石済みの上に並べられていましたがこういうディスプレーの仕方から私が勝手に察するに山寺の墓域には土砂に埋まっていた墓石というものがあるのですが後世見つけたそれらを適宜積重ねたというケースがありますのでその手のものだろうと。