小雨走行中 豊郷「雨降野」の地名を見てニヤリ

拙ブログはただ中身の件「ひっちゃかめっちゃか」となっても、とにかく何とか続けたいという気持ちだけで、漫然とキーボードを叩いてきましたが振り返ってみればかれこれ楽に2000日以上を超えていました。

 

初期の頃は「重過ぎる」ということで画像やページをもっと「軽く」の指示が管理者からあって削除したりの不本意をやむなくしていました。

またブログを書き終えてエンターキーを押したら「記したものがすべてが消えていた」などPC等不良が出現するなど、心が砕けるような事象を多々経験させられましたが色々と改善が進みコツもつかんで何とかこれまでやってこれました。

 

時間があるときはゆっくりと見直す事もできましたが、深夜にアップしてそのままになっているブログもあります。

時々どこかを開いてみると「こりゃひどい!!」というほど呆気にとられるような文章や誤字脱字があったりしますね。

「恥はいくらでも」という気持ち(ひらきなおり)がなければご時節柄「坊さん」という仕事はやっちゃあいられません。

どこへ行っても坊さんのみっともない話題が酒のつまみになっているといわれる昨今、当然に私のドタバタその他いろいろもやり玉にあがっていることは必定。

ということで恥は恥ながら「それきしの人間」と皆様方にただ御了見いただきながら図々しくやらせていただいております。

 

つまらん記述・・・と思われつつもこうやって一つ続けられるということは何よりもその間、大きな病苦や災に遭遇しなかったということ。

ブログは何時かは終了し消滅していく私ですがコレを続けられるということはすなわち何事もない無事の慶びですね。

他の事はまったく関係ないところです。

 

本来今月に予定していた頸椎の手術には2週間の入院というブランクが生じていた筈でしたが、手術には100%の改善が得られない場合もあり同時にリスクもあるということから、「痛みと付き合う」選択をしていましたことは既報の通り。

この痛みは「低温と低気圧」に顕著に出現しますので昨日の如くの「午前の雨と午後の強風」(気温は暖かめでしたが)などは冗談じゃないというレベル。

それでも法要が無い分、鎮痛剤のお世話にはなりませんでしたがあの狂気を想う強風は安静な気持ちになるには程遠いものがありました。外に立てかけていたベニヤ板が飛ばされるなどイラっとさせる時間帯がありました。

そもそもこのブログでは私が雨にさんざんやられていることもあって「雨憎し」についてのボヤキは「またか」というくらいしつこく記していることはご承知のことと思います。

 

以前小雨交じりとなった近江豊郷の平地を「いやぁ いやぁ いやぁ」などと独り言を言いながら走行中、出会った地名が「雨降野」。甲良町役場交差点の直近です。

 

あの時は冗談の如くと苦笑いしたものでした。

そもそもこの地は田園地帯ではありながら古くから干ばつに悩まされていた場所で水の手の不足から周囲紛争は絶えなかった地といいます。

近江商人の発祥の理由は「農業だけでは喰っていけない」という事情があったといいますね(商品を売り歩くことに活路を・・)。

 

犬上郡豊郷の「豊郷」という地名の由来は「郷豊穣祈願という瑞祥(ずいしょう)地名。

今言うキラキラネームとでもいいましょうか。

特に干ばつがキツかったといわれるこのあたりだといいますが、いっそのことその自然からの恵み、恩恵をそのまま地名にしたというところでしょうか。

ダムやポンプの発明の無い時代、田畑の経営をする者(農業)は植物の生育に不可欠の「水」というものの恩恵をひたすらに願っていたのでした。

 

たまたま降られた雨を恨めしく見上げてみれば、たまたまこの標識のある交差点を通過していたというワケでした(場所はこちら)。