本城山 棚草城 もう一つ(三つめ)の祠 牧野氏

ボクたちにはまず縁のない「パラダイス文書」の件。

ちょっぴり期待したくなりました。

こちらに名を連ねる方々の評価は①大層なお金持ち、そして②自国に納税しないで③懐に隠すという特権階級のさらなる特権というか詐術を企図する人種・・・ということ。

 

どっちが先か?というのにはイロイロありますので、それはさておいて・・・「大層なお金持ち=社会的権威ある人」ということはだいたいお決まりのパターンですから、これからお偉いさんたちの登場、そして糾弾と言い訳がまたぞろありうるのです。

ということで名前が出ちゃったらそれはそれで大変ですねぇ。

これからどんどん露出しそうな雰囲気があります。

腹の中にイロイロ隠されている方は戦々恐々のことでしょう。

 

この文書のデビューは昨日。

前回のパナマ文書に引き続く漏洩モノで今度はケイマン諸島から。大西洋ケイマン諸島・・・「パラダイス」とお金持ちの楽園「租税回避地」とをかけていますね。

 

景気よさげで下々の実感が湧かないという理由はひょっとして皆さま内部留保は留保でもあの島に秘密の溜め込みをしていたとすれば少々納得です。

 

昨日の報道ではトランプ政権のロス商務長官の名が出ていました。また新たな大統領殿とロシアのプーチン大統領の怪しいパイプの一つが露出したということですが、彼の内心は「外遊している場合ではない」が本音でしょう。

 

さて棚草城に謎という文字がつきまとうのは、「よくわからない」ところにきて「いかにもいかにも・・・」という断片的な情報が残っている事ですね。

昨日記した二つの祠・・・「本城様」はともかくとして「今川様の朝比奈孫十郎」などがそうです。

そしてこの城のもう一つの謎として出てくるのが「牧野」の名。

その名は雲林寺境内の本堂手前に建つ祠にあります。

こちらは祠というよりもしっかりと「如意輪堂」と名があってお隣の江戸期の石仏たちを祀る覆堂とペアであります。

 

寺というよりも地元、特に「牧野家」の人々が代々に渡って管理を引き継いでいるところがうかがえます。

城郭大系の棚草城の記述にもその「牧野氏」との関わりを「不詳」という語をつけながら関わりを示唆していました。

 

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コメント: 2
  • #1

    小山昭治 (火曜日, 07 11月 2017 09:48)

    不明のところがあるから歴史家には面白いんじゃあないですか。
    いろいろ推理して楽しんでいるのが目に浮かびます。邪馬台国はどこにある・
    そんなもんでね。
    わからない、不明、うやむや・・・世にいくらもあります。
    四角四面よりいいんじゃあないの。

  • #2

    今井 一光 (火曜日, 07 11月 2017 18:54)

    ありがとうございます。
    歴史書は勝者と支配者の記述ですからあまりアテになりませんね。
    よってハナから疑いの目で見ることになりますが、史料に現れない時間帯といのもあって
    あとは想像するだけですね。それもまた面白いことです。