迷った挙句の駿府城行脚 タイカレーはココナッツ味

NHK「戦後ゼロ年 東京ブラックホール」という番組を見ました。「ジョン・ダワー」が敗戦後の東京を、「飢えてのたうち回る大量の国民を騙した国家的犯罪(政治家・軍人・資産家による)」(食料・資財の横領とヤミ市への横流し)と断じていましたがまぁその通りですね。

少なくとも今ある政財界の顔役たちもその暴利を貪った流れの末端であるということは確かでしょう。心のどこかに父・祖父がやってきたその過去を痛感してもらいたいものです。

みんな当初は隠している資産を白ッとぼけていたといいます。

悪い奴らが蔓延る時代を、たとえ今、眺めているだけであっても吐き気が伴うものがあります。

 

そしてその時間の一コマ前に放映される大河ドラマは、直前に先週録画していたものと続けて視聴しました。小野道好(政次)についての不可思議な演出も「近藤の罠」ということで収めていましたが、それは以後の近藤家の辿った動き(→ブログ)からの発想だったのかも。一応は閉めとして唖然とはさせられましたが・・・同時に処刑された息子は・・・ドラマでは未婚、ややこしいことになっていましたが。

まぁドラマですから・・・尚、井伊谷城の城景色CGはちょっと手抜きだったのかも。現在城山をそのまま使っていたようでした。私の戦国の城のイメージは禿山と櫓と旗指物そして煮炊きする煙です。

 

相良は午前中好天に恵まれていましたので午後から駿府城へ向かう事にしました。何故駿府かといえば何故か今の私にとってつけたかの如くの「カレーワールドカップ」なるイベントがあったからです。

そもそも「人混み忌避」は我が家の方針ですのでその手の場所に出向くことは滅多にないことですが今回はその「カレー」という言葉につい誘い出されてしまいました。

 

まず行ってその人混みに閉口。カレー以外にも恐ろしいほどの食べ物やが出店し、イベント会場も盛り上がって人だかりができていました。

目標のカレーはといえば予定数が捌けてしまったのか人気店はまたぞろ「仕込み中」。そこへ来て食券売り場は長蛇の列。

食券の列に当初は3人で並んでいましたが、1名800円を3人で並んで「もし外したら・・・」、地団太モノでしょう。

よって1つだけ買って3人で味見、あとは行列レスの「ケバブ」を・・・ということで話はまとまりました。

 

800円という価格と、落ち着いて食する場所がない、飲み水もないという最悪のコンディションも加わりましたが選択したタイカレーの我が家での評価は高いものがありました。

タイカレーはココナッツミルクたっぷり、甘くて少々辛い不思議な味。チキンも二つばかりゴロっと入って後味がよくクセになりそう。新しい食べ物に出会ったという気持ちです。

 

最後の画像の通り、駿府城発掘ゾーンのお隣がカレー会場でした。結論としてはカレーに行列はいらない。

のんびりと涼しい場所の席に着いて水のお替りをしながら食べるものです。次は行きません。

 

下図ケバブにもターメリックと辛味成分は入っていました。

カメラの色味が不調で失礼。