小田原大久寺の大久保家石塔・宝塔・五輪塔

仏の顔も三度までとはいいますが、一国の「政策」に関するお役所でまず「第一番」といわれる立場にあるあの人(クロちゃん)がまた「インフレ率2.0%」の達成期日を先延ばししました。

 

6回目の「先延ばし」ですがそうなるとほとんど「ペテン」のレベル。できやしないことを大風呂敷を広げて「バズーカ」と鳴り物入りの金融緩和はまさに笛吹けど踊らず。

超低金利とその維持なる教科書通りのセオリーは今の日本社会には通じませんね。

特殊なお役で「嘘ついてもイイ」部署のよう。御咎めはないようですね。

成果主義の日本においてまさに異例中の異例の職種でした。

 

物価が上がらない要因は大企業がバッチリ溜め込んで給与をあげないことにあることは見えていますが、それを黙認して国民に向かって「節約は悪」の如く「買いまくれ」と言いたそうな雰囲気。

流通大手もこの夏、値下げラッシュの声が聞こえてきますし、庶民の節約モードはより一層拍車がかかりそう。財布の紐は固くなるばかりです。

 

思うにそれはひとえに「不安心理」。あげればキリがないほどたくさんの不安要素があります。おカネは少しでも節約しておかないとイザという時に対応ができません。

オレオレ詐欺から政治家まで社会全体が信じられないのです。

 

以前も記しましたが正信偈にある「獲三忍」の1つ、「信忍」の本意こそ「一点の曇りもない・・・信」であり「疑いがない」ことを言いますが今世の多くの事象がまずは疑ってかからなければならなくなったことは悲しいこと。

 

まぁその「一点の曇りもない」などのフレーズは政治家が口にしていましたね。それがまたおかしなことですが、「それこそ信じられない」ところがミソ。

 

身近なところで一番に信じてはいけないのがオレオレ詐欺ですね。詐欺られてしまう人の共通心理は「自分は絶対大丈夫」の気持ち。これを見て最も強く信じてはいけないものは「私自身」であることに気づくのでした。

 

いつもいつもコレは記していますがやはり自分(の心)ほど怪しいものはありません。

その件どなた様でもその「心」と各煩悩(はからい)との葛藤をお持ちと思いますが、それを「強い心 忍」にて知ろうとすれば(悟忍)、「一点の曇りもない」等々の「軽口」は発せられないはずです。よってそれは即「自己保身からの法螺(吹き)」と感じてしまうのです。

 

さて、昨日は小田原光円寺と居神神社で私が子供時代にバカをやったことを記しましたが、かつて当ブログで同じことを記していました。

記憶などいうものは微かではあるもののそう消えるものではありませんから同じことが蘇ってきて当然、ただ同じような事を記しているというのも少々恥ずかしいことでした。

 

最近は過去に何を記したかもワケが分からなくなって、また過去ブログの復習も面倒となりました。

表題でしたら検索がかけられますが、ブログ本文の詳細はまったく無理なのです。

 

それは2012年の記述でしたがそちらでは上記2つの寺社に加えて大久寺(場所はこちら)についても記していました。

ところがそちらでサラッとアップしたことでずっと本題の「大久寺」の「大久」は大久保がらみ、また大久保家の菩提寺としての墓たちの画像についてUPしたのかしないのかまったく失念してしまいました。

 

できるだけUP済の画像は重ならないよう管理らしきことはしていますが、一応それは「まだ」(かもしれない)の様。

それでいて記憶ではUP済なのですから怪しきことこのうえなし。奥の墓道氏にそのことをボヤけば、「そうであったとしてもそのことに気づく人は皆無、そもそも見ていないよ・・・」と。

 

その言葉に安心してここに大久寺の様子を。

まぁこんな感じ・・・程度ですが詳細は境内の掲示板の通り。

余計ですが「どれが好き?」と言われればこちらでは⑧図のただの五輪塔。シンプル・・・。

 

こちらのお寺は国道1号線と伊豆方面に向かう135号線が交わる「早川口」の交差点付近になります。

今は小田原駅を結ぶトンネルができて(135の反対側)いますので土日にこの辺りをうろつくことはありませんが激しい渋滞が考えられます。

最後の画像が境内から見た東海道線のガード。

今は閉鎖されているようですが、135号線が通って交通量が激しくなる前はその向こう側の南町(十字町・西海子)に通じていました。

画像の135号線の向こう側、渡って南方向に早川口遺構があります。