此方でも歴史を思う 神足の神足さん 勝竜寺城

先日は拙寺の境内水道管からの漏れについて記しました。

何とか皆様のご配慮によって「拙寺には責任がない」ということに収まったようです。

ただそれは今のところ請求書が上がってこないというところでの判断ですから、ハッキリとは断言できませんが、工事完了から2週間を経ようとしている今の段階で、それを突きつけられていませんので、まず「おかげさま」の手打ちとなったと見ています。

 

そんな中、1年に一度のガスの検診があって、「漏れあり」との御指摘。係の人が持参したセンサーがかん高い音で発報していました。

「そう心配することはないがバルブを替えます」ということで対応済みですが・・・。

道理でプロパン臭がするとは思っていましたがこれまで何事もなくて安堵しました。

 

それにしても浅はかでした。あのガスにはわかりやすいよう「匂い」をつけているのにもかかわらず、「ちょっと匂うな」程度の感覚で放ったらかしにしてしまう自分をたすけて下さった「何か」に感謝した次第です。

まったく命拾いした思いです。

 

さて、先日は勝竜寺城界隈を歩いての感動(久貝城の久貝さん)について記しましたがまずは①の地図を見ていただきます。

勝竜寺のスグ南側に「久貝城」の名、北側に「神足(こうたり)城」の名がみえます。

 

この「神足」は②画像の信号機の掲示板(東神足)の通り、地名にもなっていますが元は信長侵攻以前の在地領主?「神足氏」の城があったということです。

 

ちなみに②のコンビニが勝竜寺城の堀の鯉に餌をと買いに走ったお店になりますが、このまさに裏側が「神足神社」(場所はこちら)。

そちらには勝竜寺城の外郭ともいえる遺構が調査の上公園化されて紹介されています。細川時代に勝竜寺城拡幅の際、吸収されていったことと思われます。

 

私の感動は勿論近隣に「神足」さんの表札があったこと。

戦乱の歴史を通してきた地だけにその歴史から消えずに名跡を残している奇特に思わず足を止めてしまいました。