相良田沼好きにとって垂涎 大慶寺田沼御殿欄間

昨日の続き。

怒り蔓延の社会にあってスポーツの世界でもその手の「感情の爆発」がありました。

サッカーとテニスですがたまたま構図としては日本-韓国。

前者アジア・チャンピオンズリーグの様子は何ともお寒い乱闘騒ぎで、お恥ずかしいところを曝していました。子供が見てますよ!!

 

そしてテニスの彼。最近は故障がちでランキングも落ちぎみ、焦りというものも感じますがあのラケットブチ壊しは「気イ 悪い」ですね。要は思い通りにいかない「自分」のプレーに対して行き所の無い怒りが自分のラケットにぶつけられたのでしょうがやはりみっともないですよね。まさかと思う発散の仕方でしたが、ああいう場合、その動揺について相手選手も見ていることですし相手からすれば「してやったり」「マイペース」・・・ヤル気アップにつながる筈です。

卓球の「雄たけび」などもそうですが、「強い人」のやり方の踏襲(真似)にも感じます。スマートでクールが強そうに見えますが・・・「オレは怒っている」を表に出してまた、何かの行為に及んだとしてもプラスになることなど一つもないと思いますが。

そして素人が見ていて、あの高価そうなラケットをへし折ることに「勿体ない」を感じてしまいます。

 

さて、大慶寺は昨日の続き。

あの松は掲示板に記されている通り半端な代物ではありません。

松の木は杉に比べて寿命が短くて特に害虫にも弱いですね。

よってみすみす枯らした松の木の話はそこいらじゅうから聞こえてきます。

維持も大変そうですがアレがもし松くい虫にやられたら地団太を踏むことになりましょう。春先の消毒にも相当気をつかうでしょうね。

 

そしてその奥に見えるのが相良御殿の移築と伝わる庫裏。

相良の田沼ファン垂涎の代物です。コレを見るたびに松平定信憎しの思いが噴出するワケですね。

こちらのお寺は昨日の看板に記されているように「誰でも 気軽に ご覧あれ」。

内部は明るくキレイ。田沼時代のものとは思えないくらい。

欄間の美しさも感動ものです。