雨あがりの春の法要    テーマは「とりあえず」

昨日は本日開催される「春の法要」の準備に総代はじめ世話人と婦人部が集まりました。

その前日にテントのフレームだけは組んでおきましたので殆どの方の仕事はアッという間に終了でした。

どうせ雨が降るのだから「明日30分も早く出てこよう」ということでテントはフレームのまま。風も怖いですからね。

提灯も濡れたらオジャンですので設置せず。

結構な「手抜き」をさせていただきました。

 

予報では午前3時に雨が上がることになっていてその予報は12時間ほど経過しても変わっていませんのでまぁ何とかなりそうな雰囲気です。

 

私はその前日、テントのフレームを運んでいる際、左手中指を支柱の可変部分に挟んでしまい、久々に卒倒するような痛みを味わいました。

現在も痛み継続中ですが、一昨晩は握った石鹸をスルリと落とすほど力が入らなかったほどです。

明日朝、複数の人がその支柱を引き起こしますので皆さんに念入りな注意を喚起したいと思います。

多人数で物を動かす場合は特に注意が必要です。

負荷重量も相当なものになって下手をすれば切断するほどの危険性がありますね。

 

しかしあの際は指が取れるかと思いました。

一昨日は爪下部1/3が黒く変色していましたが、今のところ1/2まで進んでいます。

もう爪は取れることは確実ですね。

指は内出血してパンパンになっています。

爪の剥がれたこと骨折したことの各「痛そうな自慢話」も寄せられて話も盛り上がりました。

 

さて、法要は「お祝い」ですので新生児とご結婚方々がの主役となります。

お印程度の拙僧の法話らしきもののテーマは

              標記「とりあえず」です。

 

7つの認知症危険因子」についてその修正可能な部分をお示しし、その中でも最も大切と思える「低教育水準」・・・を「知る事」について「知ろうとしない無努力」のスタンスの修正を

「とりあえず」の精神で「何か・・・チャレンジしよう」とすすめようと思っています。勿論法話のスタートは「生老病死」からになることは必定です。

 

画像①文言「浄土真宗大谷派」、まぁお許しください。

「真宗大谷派」が正式です。

また、相良城「余剰材」の部分は定説ですが、②などの「余剰材」というより「解体材の流用」も一部見ることができます。

こちらは南側の床下の部分ですがカンタンに見る事ができます。

③は「見返りうさぎ」。

劣化が激しくて落下がこわい。

この彫り物の存在をご存知の方は檀家さんといえどもなかなかいないようです。

「うさぎ」は縁起物ですね。特に「子だくさん」(子孫繁栄)にかけます。

今の人は「かわいい」一本やりですが・・・

 

戦国武将もうさぎ好きの方いらっしゃいましたね。

耳を大きく勇壮に描いたもの「ズバリうさぎ」を載せた兜など見られます。

桜は(まだ静岡県内の開花は見られません)、武将家系で桜の家紋が皆無の中、「うさぎ」は使用されています。

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コメント: 2
  • #1

    小山昭治 (土曜日, 01 4月 2017 08:58)

    テントの組み立ては、「声を出して」
    複数で行う仕事は、共有が大事です。
    持ち上げる場所も、桁を持たず、折れ曲がるところは持たずですね。
    持つところをしっかりと伝えた上で手伝ってもらうこと。
    小人数で行うときは、片側ずつやればいいのです。
    前日の枝落としが前兆ですね。
    そんなときは特に気をつけてください。
    あなたは「お寺にとって無くてはならない存在」なのです。

  • #2

    今井一光 (土曜日, 01 4月 2017 17:43)

    ありがとうございます。
    天気予報のせいにすればまさにハズレの日。
    ご一同「雨は午前3時で止むんじゃなかったのかよぉ~」と。
    一日中ポツポツ降ってしましたが、傘を取り出さなくてもイイ程度で
    何とかうまくいったようなのでここは手を打つところでしょう。
    おかげさまでした。
    テントをあげる際は慎重に声を出して行いました。